おかげさまで、私ども足利銀行は、2025年10月1日を持ちまして、創業130周年を迎えます。
130年もの間、「足利銀行」という銀行名のままで今日に至りましたことは、ひとえに、地域の皆さま、お取引先の皆さまからの永年にわたる温かいご支援の賜物であり、心より感謝申しあげます。
当行は、明治28年(1895年)、当時栃木県足利町で隆盛していた織物業をはじめとする商工業者の資金需要に応えるため、地元有志の出資によって設立された私立銀行です。当行の設立は、地域経済におけるニーズであり、地域課題解決のための施策でありました。
企業理念に掲げる「地域社会のすべての人々の豊かさの創造に寄与し続けます」という創業時からの存在意義を果たすべく、これからも地域の皆さまのお役に立てる銀行、必要とされる銀行であり続けられるよう努めてまいります。
そのためには、今後いかなる経済環境が廻ってきても、「お客さまのことを思い、お客さまのために行動する」というお客さま本位の精神を失うことなく、「地域と共に生きる」開かれた銀行として、お客さまの課題や目標・夢を共有し、適切なコンサルティングの実践で、ともに解決・実現していける“最良のメインパートナー”であり続けなければならないと、決意を新たに取り組んでまいる所存です。
創業130周年を迎えるにあたり、長年にわたり支えていただきました多くの皆さまへの感謝の意を込めまして、130周年を記念したさまざまな企画・イベントを展開してまいります。
そして、これからの未来に向けて、役職員一人ひとりが誇りと喜びを持って行動し、より一層地域の人々の期待と信頼に応え、地域経済の発展に寄与し続けていくことを目指してまいります。
引き続き、足利銀行へのご支援・ご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。
2025年4月