CROSS TALK 03 新人行員の本音トーク

銀行員になるって、
どんなこと?

皆さんが採用面接を経て内定を獲得した時には、きっと嬉しさと、ほっとした気持ちになるでしょう。
ただその後、実際に入行するまでの間は、銀行員になることへの期待とともに、仕事や新しい生活にうまく対応できるか、
不安に思うこともあるかもしれません。
先輩たちは入行前、どんな気持ちだったのか?入行後、仕事をどのようにして覚え、毎日どんな生活を送っているのか?
本店営業部に配属された4人の新入行員に話を聞いてみました。

  • 山下 勇斗 本店営業部

    山下 勇斗 Yamashita Yuto

    (文学部卒)
  • 富永 沙耶 本店営業部

    富永 沙耶 Tominaga Saya

    (教育学部卒)
  • 中根 剛 本店営業部

    中根 剛 Nakane Tsuyoshi

    (経済学部卒)
  • 小此木 茉莉 本店営業部

    小此木 茉莉 Okonogi Mari

    (経済学部卒)

生まれ育った地元に、
銀行員として貢献したい

皆さんはどうして足利銀行を志望したのですか?

中根

生まれ育った栃木で働きながら地元に貢献したいというのが一番の理由です。元々金融には関心がありました。高校の時に大学の経済学部の先生が教えてくださる模擬授業があって、地域へのお金の回り方で自分たちの暮らしが変わることに興味を持ち、経済学部に進学しました。4年間学んだ知識を活かそうと、金融業界中心の就活でした。全国転勤のある大手の金融機関も受けて内定もいただきましたが、やっぱり地元に密着した仕事がしたいなと。それで足利銀行への入行を決めました。

富永

私は教育学部で理科を専攻していました。既定路線だと理科教員を目指す流れなのですが、よく報じられている学校教員の長時間勤務など、働く環境としてはなかなか厳しいのかなと。教職免許は取りましたが、今どうしても学校の先生になりたいかと自問した時、そうではないと思いました。私も近所の方々、地域の皆さんに支えられて今があると思っていて、地元が大好きです。中根さんと同じで栃木の皆さんの役に立てる仕事がしたいと思い、地元でもっとも馴染みのある足利銀行を志望しました。

山下

私も地元愛が強い方だと思います。大学まで野球一筋の生活を送ってきて、高校では甲子園出場を果たすことができました。甲子園は高校球児の夢ですが、自分たちの努力だけでなく地域の後押しがあって出場できるものですし、甲子園で戦う時は県内のたくさんの方々に応援していただきました。感謝の思いがあり、いつか恩返ししたいという気持ちをずっと持っていました。東京での大学時代、肩を痛めて野球を続けられなくなった時に、卒業後は栃木に戻ろうと。そして、地元に根付いた金融機関として県民の暮らしを支えてきた足利銀行で自分も頑張ってみたいと思いました。

小此木

私も東京の大学に通いましたが、卒業後は地元に戻ろうという考えは持っていました。最初は特に志望業界はなく、金融に思い入れがあった訳でもありません。ただ、職種として営業職が向いていると思っていました。人とのコミュニケーションが好きだったからです。志望の決め手になったのは、足利銀行の人事や法人営業の方々のお話を聞いて、地域のお客さまと長くお付き合いできる仕事だとわかった時です。ご要望をじっくりと伺い、それに一番適したご提案を考える仕事にとても魅力を感じました。

入行前、足利銀行にどんな印象を持っていましたか?

山下

幼い頃から馴染みのある銀行という印象です。私の中で銀行といえば、足利銀行がパッと頭に浮かびました。足利銀行に就職した先輩たちを何人か知っていて、先輩の人柄というか、タイプから足利銀行は他の銀行に比べて、固くてクールなイメージを勝手に持っていました。私の思い込みだったのかもしれませんが。

中根

私も銀行といえば、足利銀行でした。そもそもメガバンクも、他の地方銀行や信用金庫なども利用することがほとんどなくて・・・。そういう環境で育ったので、自分の中の銀行は、ほぼ一択です。ただ印象は山下さんと一緒で、すごく真面目で堅実な存在。取引するものがお金や金融商品ですし、絶対に間違ってはいけないものを、正しく取り扱う使命があると見ていたので、やっぱり固い印象を持っていました。

小此木

私は大学時代まで銀行に行く機会自体が滅多になくて、知り合いにも行員は居なかったので足利銀行に限らず、銀行を身近な存在に思うことがなかったです。それだけに中根さんと同じで銀行の役割や事業だけから想像する印象になるんですけど、それはやっぱり固い仕事。きっと真面目でミスをしないタイプの人が銀行員になるんだろうなと思っていました。

富永

銀行の業務には堅実な印象を私も持っていましたが、銀行で働く人は色々なタイプの方がいるのかもしれないと思っていました。というのも、母親が以前に足利銀行で事務パートの仕事をしていた時期があって、時々話も聞いていました。業務中はみんな集中して真面目だけれど、休憩時間などは気さくに会話していることや、職場の飲み会に参加すると業務中のイメージとはだいぶ違って楽しくフランクなお付き合いだと聞いて、「へえ、そうなんだ」と思ったこともありました。

足利銀行の採用面接では緊張せず、うまく自己アピールできましたか?

小此木

面接の前はとても緊張していたのですが、それが心配いらないくらいリラックスして話せる雰囲気でした。学生を本当に知ろうとしてくださっていると感じました。他の会社の採用面接は当然のことながら人物を審査する場所で、受け答えや態度などを得点化して評価を決めていると思いました。足利銀行の面接官の方からは、学生の話を真摯に聞こうとする姿勢が伝わってくるので、こちらも体裁を繕ってもしょうがない、相手に素のままの自分を見ていただこうという気持ちになり、自然に話せました。私は面接を受けてから足利銀行に入行したいという思いがより強くなりました。

富永

それは私も思いました。面接を受けている感じがしないというか、明るい雰囲気の中でフランクに会話をさせていただく時間でした。面接の前は自己アピールのための資料も作って、それなりに想定問答の準備もしたのですが、作ったものを読むのではなく、聞かれたことに対して自然と話せる面接でした。笑顔で話すことは意識しましたが、話す内容は本心からの言葉をそのまま伝えました。ありのままの自分を評価していただいた気がします。緊張しないような心配りもあって、ありがたかったです。

中根

私も同じです。自然体の自分を出せた気がします。確か最終面接の時だったと思いますが、私が趣味のギターの話をしたところ、面接官の方もギターに詳しく、好きなアーティストの話題で盛り上がりました。もちろん採用面接ですから人物評価はされていると思いますが、面接の機会を銀行と学生の相互理解の場と考えているのかなと少し思いました。「他に聞きたいことはない?」とよくおっしゃっていましたので。こういう風に答えなきゃ、と構えるよりも聞かれたことに率直に答えて、聞きたいことは遠慮せずに聞く。そういう心持ちで臨む方がいいと思いました。

山下

面接官の方から「山下君さぁ、そうは言っても勉強大変だよ、大丈夫?」とツッコミをいただきました。私がずっと(勉強よりも)野球一筋の生活だったことを心配されたのかもしれませんし、激励のお言葉とも取れますが、そこで尻込みしてはいけないと思ったので「私は野球に心血を注いで結果を出したんです!やれば成果は出るタイプです!野球でも仕事でも臨む姿勢は同じじゃないですか。あとは(銀行の仕事に)ベクトルの向きを変えるだけです!」と少し大口を叩いてみました。ざっくばらんに言える雰囲気を作ってくださったのもありますが、自分が一つ絶対頑張ったものがあるなら熱意をもって伝えるべきですし、私は伝わったと思います。

やさしくフォローしてくださる先輩。
とにかく勉強あるのみ

皆さんは本店配属になったわけですが、配属を聞いてどう思いましたか?

小此木

本店配属と聞いた時は私、何か(マズイこと)やっちゃったかなあ、と不安になりました。ちゃんとしていないから本部の管理の元で、一から鍛えられることになってしまったのかと。本当に不安しかなくて、怖かったです。配属後、最初の頃は、何をすれば良いのかわからず、職場の雰囲気を感じる余裕なんて全然なくて、不安と緊張が心の中の100%を占めていました。たぶんここにいる4人の中で一番うろたえていたと思います。

山下

私は本店配属が決まった時は嬉しかったですね。やはり本店は営業店の中心という感じがしましたし、最初からそこで働かせていただけることを光栄に思いました。ただ他の営業店の仕事のことも全然知らないので、本店と営業店で具体的に何がどう違うのかは、わかっていませんでした。実際に本店に入ってみると役席の方や営業店で実績を積まれた優秀な方々が多くいらっしゃって、そういう方々の仕事を見られるだけでも勉強になるなと。もちろん緊張はしましたが、よし頑張るぞ、という気持ちが強かったです。一つだけ不安を言うなら、本店は職員の人数が多いので、まず名前を覚えるのが大変だなと(笑)。それは思いました。

富永

私も1年目から本店を経験できるのは嬉しかったです。実際本店に入ってみると目まぐるしい業務の動きを感じられますし、他の営業店に配属になった同期の話を聞いてみても、やっぱり本店の仕事量は多いと感じました。またご来店されるお客さまの数も多いです。一方で本店は業務がかなり専門化、分担化されているところはあると思います。若い自分たちは色々な業務を覚えることも大事だと思うので、そういうところは支店で幅広い仕事を経験している人たちに劣らないように意識して取り組みたいです。私は自宅が本店から近いので、何より通勤時間がかからないのが「ラッキー」だと思いました。

中根

私は家から本店までの道のりが若干遠いので、「アンラッキー」かなと(笑)。電車とバスで1時間ちょっと。通うのが大変という距離ではないのですが、最初のうちは意外と遠く感じました。なぜだろうと考えてみると私は栃木県に住んでいながら宇都宮に来る機会があまりなかったからかもしれません。距離的なもの以上に遠い場所というか・・・。でも皆さんと同じで本店でしか経験できない仕事もありますし、多くの先輩方の仕事を見て勉強できるのはありがたいです。就活の時に足を運んだ本店で働ける嬉しさはあります。

実際仕事に当たってみて、銀行の業務や職場の雰囲気をどう感じましたか?

山下

営業グループの仕事を半年経験後、ジョブローテーションで融資グループに移り、今は融資先の格付け業務などを担当しています。毎日たくさんの決算書を見て色々な部分をチェックするのですが、とても難しいです。決算書と戦っている感じで・・・。上司には、「よくそこの違いに気づいたな!」と褒められる時と、「何でそんなことに気づかないの?」と指摘を受ける繰り返しです。ひたすら勉強しかないと思っています。いつも職場で思うのは、上司や先輩方の仕事レベルの高さです。電話の対応一つ見ていても的確かつ丁寧。さすがだなあと思います。少しでも近づけるように頑張りたいです。

富永

私も現在融資グループです。住宅ローンやマイカーローンなど個人向けのローン業務を担当しています。ほかに外貨預金の両替業務などもあります。覚えなければならないことが多く私には難しい業務です。ある程度わかったつもりになっても、実はよく理解できていなくて・・・。あやふやなのでお客さまから詳しく聞かれると答えに詰まってしまうことがよくあります。でも先輩方にフォローしていただける恵まれた職場だと思っています。現場ではもっとビシビシ指導されるものだと覚悟していたので、こんなに親切に教えていただけるのは意外でした。先輩方はやさしいだけでなく、皆さん日々自己啓発されていて、とても勉強家に見えます。そういう姿勢を見習って先輩のやさしさに甘えないように私も勉強あるのみです。

中根

先輩方のやさしさと温かさは、私も感じています。さっきお話ししたように銀行員には固いイメージがあったので自分の仕事にも厳しく、部下や後輩の指導も厳しいのかなと。実際の職場はそうではなかったです。配属後すぐ、皆さん気さくに話しかけてくださった時はびっくりしました。慣れない仕事に戸惑っても助けていただけるので安心感があります。私は半年間、融資審査の仕事を経験してから、今は営業グループで得意先営業の支援として後方事務を担当しています。端末入力など事務処理を早く正確に行う仕事です。融資審査はイメージしていた銀行の仕事だったのですが、事務処理業務がこんなに多く、重要な役割とはあまり思っていませんでした。早く業務に慣れて力になれるように努めます。

小此木

私も現在営業グループの後方事務担当で、法人のお客さまがメインです。ご来店されたお客さまがATMでは対処できない時にご対応するのですが、まだまだ未熟です。一番の課題は、スピード不足。目の前にお客さまがいらっしゃる状況なので正確なご案内はもちろん、少しでもお時間を取らせないように迅速に対応しなければならないのですが、もたついてしまいます。上司には常々スピードを意識するように言われていますが改善できなくて・・・。私が戸惑っている時、先輩方がご自分でやった方が早いのにサポートに入っていただき、私のためにメモを書いてくださったり。そういう心配りや手間のかかることも惜しまないお仕事ぶりには感謝と尊敬の思いで一杯です。報いることができるように努力しかないと思っています。

スキルアップのために取り組んでいることや、心がけていることを教えてください。

山下

意味がわからなくても日経新聞を読む。そこから始めました。読書が好きで、学生時代は小説を多読していました。小説以外のジャンルはあまり読まなかったのですが、先ほど話した通り、銀行員になった今ここで「ベクトル変更」。小説からビジネス書に変えてみようと。正直な話、読んでも面白くはないです(笑)。でも日経新聞同様に、わからなくても読む。それだけでは厳しいので、わからない言葉は調べてできるだけ理解するようにしました。今は決算書の読み方に関する本を一生懸命、読んでいます。仕事とリンクする部分が出てくると興味がわきます。他にスキルアップといえば、研修です。ビジネスマンの所作、文書の書き方、コミュニケーション能力向上講座など、基本から学べるので助かっています。

中根

私も銀行に入って最初に買った本が「よくわかる決算書の読み方」でした。上司から「銀行員になったらそういうのを買うんだよ!」と促されたからですが(笑)。その後「よくわかる会計」なども読んで勉強中です。時折、得意先担当の方から事務書類の不備を指摘されることがあります。自分が外回りになった時のためにもきちんと理解しておきたいです。私も新入行員研修は手厚く、充実していると思います。十分な日数と時間を割いてくださっていて習得できる知識量が多いです。最初はできないことが前提で基礎から入り、できるようになるまで学んで営業店に帰ってください、という研修方針なので助かります。

富永

確かにそうですね。研修で習得するビジネスマナーや、「GOODYカード」のお勧めの仕方などの営業手法は、我流ではなく正しいやり方を身につけ実践することで、現場業務の中でお客さまに好感を与えたり、安心感につながるのがよくわかりました。

小此木

実際の現場業務で「ここが足りない、知りたい」「これができるようになりたい」と思うタイミングで、だいたいその研修プログラムが組まれていますね。最初はお辞儀、挨拶、お茶の出し方、電話対応など、配属先ですぐ必要になるビジネスマナーから始まり、少しずつ稟議書の書き方、事務処理業務のやり方など実務に特化した内容に移っていきました。

中根

成長度合いに応じて段階的に新入行員が職場で求められる知識とスキルを研修で補ってくれるから安心できますね。それが配属されるすべての営業店、部署で役立つように構成されている点がよい研修プランだと思います。

富永

私は仕事中に感じた「?」をどんどん無くすように意識しています。「?」が減るほど、仕事の理解が上がっているはずなので。業務ノートを作って疑問を書き留め、その答え、解決方法を自分でまとめています。先輩方が何でも丁寧に教えてくださるので、最初の頃はわからないことがあるとすぐ質問していました。最近はどうしてなのかまず自分で考え、調べて答えを探すようにしています。先輩に質問するのは、どうしても自力では解決できないことだけです。他のスキルアップ対策としては、FP(ファイナンシャル・プランナー)2級の取得を目指して勉強を続けています。

小此木

スキルアップとは少し違いますが、心がけていることが大きく三つあります。一つは、何でも「はい、自分がやります!」と積極的に行動すること。二つ目は、仕事の期日は必ず守ること。三つ目は、いつも笑顔で対応することです。今の私の実力では仕事の大きな成果目標を掲げられません。与えてもらった仕事に対応するのが精一杯で、それすらもミスをしたり、もたついています。そして私がミスしても誰かが助けてくれて、一緒に謝ってくださる。自分一人で責任を負えることがないんです。せめて心がければ、必ずできることを実行しようと思いました。

規則正しい生活にスイッチ。
オフも充実

オフタイムの話を伺います。
平日仕事が終わってからと、週末は何をして過ごしますか?

小此木

足利銀行全体で長時間勤務をなくしていく方針なので、私たちも19時までには必ず退行します。平日仕事が終わった後、思っていた以上に時間がありますね。他の会社で営業職に就いた友人たちの話を聞くと、1年目でも結構夜遅くまで残業することも多いようです。私は自宅に帰ってから金融の勉強をしたり、のんびり映画を観て過ごします。しっかり自分の時間を取れていますし、リフレッシュできています。週末は友だちと東京へ遊びに行くことが多いですね。

山下

私も仕事以外の時間をかなり取れています。残業がないのもありますが、大学までの野球部の寮生活から自宅暮らしに変わったのが大きいです。炊事や洗濯は親がやってくれますから帰宅後は、ほぼ自分の時間。本当にラクです。平日は勉強時間に充てる以外はジムで体を動かします。本店の近くに母校があるので野球部の練習を覗きに行くこともあります。監督に「お前、何スーツで来てんだ!」とからかわれますが(笑)。週末は野球と言いたいところですが、ケガでもう野球はできないので、ゴルフを始めました。週末はコースに出てラウンドします。まだスコアは全然ですが、これからも続けていきたいと思っています。

富永

私はとにかく何処かへ出かけたい、アウトドア派の人間です。仕事終わりはジムに行くか、同期や大学時代の友人たちと頻繁に飲み会に行きます。それでも自宅が近いこともあり、帰宅後もゆっくりできます。家族と話すのも楽しい時間ですし、就寝前まで検定試験の勉強をします。土日も出かけることが多いですね。大学時代に暮らした茨城へ遊びに行ったり、ショッピングや映画鑑賞、友人とキャンプ・・・。大学の時のような気ままさとは違いますが、仕事のリフレッシュには十分なくらい楽しいオフの時間を過ごせています。

中根

私は富永さんとは反対のインドア派です(笑)。皆さん、アグレッシブなオフタイムをお過ごしのようで・・・。平日は仕事が終わったら寄り道せず、家に帰ります。着替えてご飯を食べて、ゆっくりとお風呂に入って疲れを取り、その後は本を読んだり、テレビを観たりして過ごします。寝転んでスマートフォンをいじっているとウトウトしてきて、そのままおやすみなさい。そんな家の生活が好きです。週末もだいたい家で過ごします。ギターを弾いている時間がリフレッシュですかね。友達に誘われれば、遊びに出かけることもありますが、まあ、基本のんびりです。

大学生活と比べて、銀行員の生活はどうですか?

富永

一番変わったのは実家暮らしになり、生活周りのことはだいたい親がやってくれるのでラクですね。大好きな近所の人たちや幼なじみたちと、しょっちゅう会えるのもうれしいです。銀行員として働くようになり、毎日規則正しい生活になりましたが、あくせく時間に追われている感じはしません。都会のサラリーマンやOLには付き物の満員電車の通勤もなく、私の場合、生活圏と仕事圏が近いというのもあって、自分のペースで生活できています。

小此木

私は4年間、東京の大学で自由気ままな一人暮らしをしていたので、180度生活が変わりました。まず規則正しさ。毎朝6時に起きて7時台には家を出る、社会人としての安定した生活リズムになったと思います。そして、家族との同居。家事のことを考えなくていいのは確かにラクです。でも、そろそろまた一人暮らしをしたくなってきました。母親が居ない時に自分で洗濯をしたのですが、洗濯もわりと気分転換になるかもしれないと思ったりして。

中根

それはわかります。私も自分の服は自分で洗濯したいタイプだから(笑)。意外と(洗濯の仕方に)こだわりがあるんですよ。大学時代、一人暮らししている時に自分の流儀みたいなものができたのかもしれません。一人暮らしは私も考えているところです。今、通勤に1時間ちょっとかかるので、それを考えてももう少し近くの方がラクかなと。家族のことは好きですし、近くにいるのはいいんですけど。同居じゃなくてもいいかなと思い始めました。

山下

今さら一人暮らししたいなんて私にはわからないなあ・・・。自宅暮らしは最高じゃないですか。気づいたらお風呂が沸いてる、ご飯が炊けてるんですよ。高校、大学の厳しい寮生活から考えたら、天国です。寮では下級生のうちなんて自分の洗濯物どころか、部員全員のを洗って、先輩の洗濯物はきれいに畳んで朝、置きにいかなきゃならない決まりでした。きつかった。私にとって銀行員になってからの生活は、徹底管理された野球部時代と比べると、本当に自由です。家族が一緒にいる安心感も大きいですね。

お客さまに「ありがとう」と
言われる仕事を

入行してから今まで成長を感じることや、自分が変わったと思うことはありますか?

山下

銀行員の仕事を経験してタスク管理、時間管理の意義と大切さを感じています。野球部時代は指導者が作った練習メニューをこなすのみでした。高校野球も大学野球も高いレベルを目指すには、厳しくハードな練習になりますが、基本はできるまでやるのみ。できなければ終わらない。つまり要した時間と達成度を考えることはありませんでした。今は目の前の仕事を時間内で完遂するにはどうすればよいかを考えます。結果、自分の仕事のやり方や作業スピードも考えないといけない。成長と言えるかわかりませんが、自分と客観的に向き合えるようになったのが、以前と変わったことですね。

中根

最初の頃は自分一人でできなかった仕事が、少しずつ対処できることが増えてきました。その点は少し成長できたのかなと。私も山下さんと同じような部分ですが、学生時代と比べて物事をマネジメントする意識が高まったと思います。例えば、仕事のスケジュール調整。頼まれる仕事が増えてきた時、優先順位を考え自分の能力を理解した上で、ここまで到達するにはどうやって仕事を進めればよいか組み立てて考えるようになりました。どう進めてもミッションに届かないと判断したら、それを説明するのも責任。そういう意味では、仕事への責任感がついてきたのかもしれません。

富永

お客さまと話している時に、少しずつ言葉が出るようになってきました。以前は話が続かなくて困ったことが度々あったので、その辺りは金融知識が増えてきたことと、どういう話に展開すればいいのか日頃から意識している成果が出てきたのかもしれません。でもまだまだ自信を持って成長したと言えるスキルとは言えません。先ほどお話しした日々の仕事の「?」をなくす取り組みを愚直に続けることと、先輩方の仕事ぶりをよく観察して見習いながら伸ばしていきたいです。

小此木

残念ながら自分の中で成長できたと思い当たることが全然ないです。できないこと、なかなか向上しないことはたくさん出てきますが。人よりもっともっと頑張らないとダメですね。

中根

小此木さんは、この間の朝礼の時に「GOODYカード」の販売で好成績を挙げたことをみんなの前で褒められていたじゃないですか。本店営業部は、「GOODYカード」の販売がなかなか厳しい状況だったのに。すごいなあと、私は感心して見ていましたよ。

小此木

あれは本当にたまたまです。新入行員も積極的にどんどん販売するように言われていたので、私の心がけである「積極的に」「笑顔で」をロビーに出て実践しようと思い、頑張って勧誘したのが結果になってうれしかったです。大きな成果ではなくても、そういう地道にやっていくことが大切なんですね。

足利銀行に勤めてよかったと思うことは何ですか。どんな銀行員を目指しますか?

富永

お客さまに「ありがとう」と言われた時や、お客さまとの会話の中で笑い合えた時は、ここで働いてよかったと感じます。先日、新婚旅行へ行かれるお客さまが外貨両替のためにご来店された際、お話しさせていただきました。ハネムーンの行き先を伺ったところ、たまたま私が行ったことのある国だったので、現地での楽しかった思い出をお話ししたら、喜んでいただきました。ほんのわずかでも心が通い合う瞬間を共有できることがうれしいです。先輩方はたくさんの経験の中でお客さまに信頼される関係を築いてこられたと思います。私もそういう経験を積んでいきたいです。

小此木

とにかくひとつひとつ誠実に対応する。今はそれに尽きます。以前、融資グループでローンを担当していましたが、お盆前頃、ご夫婦で来店されたお客さまに、私が抵当権抹消の手続きすることがありました。その時、ご持参いただく書類が足りなくて、再度のご来店をお願いする形になりました。せっかく来ていただいたのに一旦お引き取り願うのが申し訳なく、私なりに丁重に対応したのですが、その後「お盆に入って小此木さんが居なくなっちゃうと困るから」とおっしゃって、急いで書類を持ってきてくださいました。私の名前で訪ねてきてもらえたのが、とてもうれしくて・・・。信頼していただける銀行員を目指します。

山下

経験が浅いので大仰なことは言えませんが、やっぱりお客さまのためになる仕事をして、「ありがとう」と言っていただけることが銀行員の本分だと思います。まだ融資の現場に立ち会う機会は少ないのですが、お客さまの事業や生活の役に立てる銀行員を目指します。入行前は、銀行員に対して固くてクールな印象をもっていましたが、お客さまと接している先輩方の様子は全然そんな感じではなくて、気さくで温かくて、皆さんお話が上手です。私も確かな知識とスキルを身につけ、コミュニケーション能力を高めて、人間としても成長していきたいです。

中根

栃木県には色々な会社がありますが、私は地元で頑張っておられる方の力になりたいです。そのために、いち銀行員として何ができるかを考え、行動していきます。少し前に先輩と一緒にお客さまの事業計画のお話を伺う機会がありました。ご家族で惣菜のお店をリニューアルオープンしたいというご相談でした。銀行は新しいことに挑戦しようとする方の背中を押して、力になれる。それを実感した瞬間で、心の中で銀行員になってよかったと思いました。自分の仕事が誰かの人生の大切な場面を手助けできるかもしれない。そう思うとやりがいを感じますし、そんな仕事にたくさん携わりたいです。

※GOODYカード:足利銀行のクレジット付きキャッシュカード。

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