金融機関コード:0129

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頭取メッセージ

株式会社足利銀行 取締役頭取 松下 正直

株式会社足利銀行 取締役頭取

松下  正直

皆さまには、平素より足利銀行をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

2017年度のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で国内需要は緩やかな回復基調が続き、輸出は海外経済が回復する下で持ち直し、生産も緩やかに増加しました。栃木県においても、企業の設備投資や個人消費の改善の動きが継続し、総じて緩やかな景気の回復基調が続きました。

このような環境のもと、当行は、中期経営計画「あしぎんWAY」(2016年度〜2018年度)に基づき、地域における円滑な金融仲介機能の発揮や、お客さまのニーズに応じた金融サービスの提供に努めてまいりました。あわせて、2016年10月1日に株式会社常陽銀行との経営統合により発足した株式会社めぶきフィナンシャルグループのもと、統合効果をお客さまに実感いただくための諸施策を展開いたしました。

法人分野におきましては、事業性評価を通じて取引先企業と経営課題の共有化をはかり、課題解決に向けたソリューションの提供、円滑な資金供給に取り組みました。また、常陽銀行との連携のもと、両行のネットワーク活用により、主要地盤の産業特性を踏まえた幅広い支援施策を展開し、地域企業の成長支援や地域経済の活性化に取り組みました。具体的には、前年度に続き、「第2回めぶきビジネスアワード」を実施し、地域に潜在する革新的・創造的な事業プランの掘り起こしに取り組んだほか、「めぶき地域創生ファンド」の支援枠を倍増し、地域の発展に資する事業者への投融資の拡大をはかりました。また、食品事業者の新商品開発、農業生産者の6次産業化を支援する「食品加工技術商談会『デコ・ボコ・マッチング』」、食関連事業者の販路拡大などを支援する「食の商談会」、企業の強みや特長をまとめた技術提案書を活用した商談会「ものづくり企業フォーラム」の開催など、多くの事業者の技術開発や商談機会の創造に取り組みました。

個人分野におきましては、投資信託や保険商品の拡充のほか、投資教育普及の一環としての親子セミナーの開催、残高や入出金明細の照会ができるスマートフォン向けアプリの取扱い開始などの諸施策を展開いたしました。また、めぶきフィナンシャルグループ発足1周年記念施策として、マイカーローン・教育ローンの金利割引キャンペーンや「めぶき資産運用セミナー」を、常陽銀行と共同展開したほか、ネット専用住宅ローン「めぶきdeかりかえ」を両行共同で開発するなど、お客さまの多様なニーズにお応えいたしました。

店舗チャネルにつきましては、古河地区の3出張所の古河支店への移転・統合による店舗ネットワークの見直しを行う一方、2018年1月に所沢支店を開設いたしました。また、2017年12月にバンコク駐在員事務所を開設し、海外ネットワークの拡充に取り組みました。

業務効率化に向けた取組みに関しては、ICキャッシュカード発行事務や書類搬送業務について常陽銀行との共同化を実施しました。また、2020年1月を目途に、基幹システムを常陽銀行と同じ「Chance地銀共同化システム」へ移行することを決定し、業務運営の基盤となるグループ共通のプラットフォームの構築とシステム経費の削減、業務の共通化・共同化に向けた検討を本格的に開始しました。

こうした取組みの結果、2017年度における当行の当期純利益は、213億54百万円となりました。

めぶきフィナンシャルグループのもと、「地域の未来を創造する総合金融サービスグループ」の実現に向け、当行及び常陽銀行が長年にわたって築いてきたお客さま、地域とのリレーションを深化させながら、両行のネットワークを活用した経済交流圏域の広がりの追求や地域産業の掘り起こし、総合金融サービスの規模・範囲の拡大を図るとともに、生産性向上に向けた取り組みを進め、地域とともに持続的な成長を目指してまいります。

引き続き皆さまのご期待にお応えできるよう、役職員一同全力を尽くしてまいりますので、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2018年6月


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