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足利銀行のキャリア採用で、特に力を入れているのが
特定分野における専門性の高い知識と経験を持つ専門人材の採用です。
その狙いと目指すべき将来の姿について
早川執行役員人事部長と専門人材として入行した寺井氏、山田氏に語ってもらいました。
執行役員
人事部長
早川 聡
Satoru Hayakawa
栃木県出身。1992年足利銀行入行。戸祭支店長、コンサルティング営業部長などを経て、2023年4月に執行役員人事部長に就任し、現在に至る。
法人コンサルティング部
本業支援室
寺井 義起
Yoshiki Terai
香川県出身。東京近郊のIT企業に就職し、転職をはさんで30年間にわたりソフトウェア開発やプロダクトの企画を担当。足利銀行でセカンドキャリアに挑戦するため2025年に入行。
コンプライアンス統括部
コンプライアンス統括グループ
山田 麻梨子 弁護士
Mariko Yamada
神奈川県出身。栃木県内の法律事務所に10年間勤務し、自らのキャリアアップを模索していた時に足利銀行が法務人材を募集しているのを知り、新しい環境を求めて2024年に入行。
目的
組織に多様性という新しい風を
今日はお集まりいただき、ありがとうございます。お二人は既にご承知のことと思いますが、改めて私たちがキャリア採用を推進している背景についてお話したいと思います。キャリア採用の最大の狙いは、企業風土の改革です。地方銀行は規制業種のため、変化が起きにくいという問題があります。地域社会が日々変化していく中で、私たち自身が体制や企業風土を変え、業務内容を進化させていかなければ、地域の課題解決に貢献し、企業価値を高めることができない。毎年新卒で優秀な人材が入行しますが、同質性が進んでしまうと柔軟な発想が生まれにくくなります。キャリア採用は単なる人員補充ではなく、様々な経験や考え方を持つ方々を迎えることで、多様性を高めて組織に新しい風を吹き込むことが大きな目的なのです。キャリア採用の中でも、私たちは専門人材の採用に注力しています。企業文化の変革を推進するためには、より高いポジションに新しい視点を持った人材が求められます。
ここに同席されている寺井さんの前職はIT企業なので、完全に異業種からの転職です。私たちは金融業ですが、地域に密着した社会課題の解決という役割も果たしています。人手不足やデジタル化の遅れといった地域のお客さまが抱える課題と向き合うには、金融だけでなくIT分野の専門人材が必須と考えています。
私は30年以上にわたって、IT業界で大企業のお客さまを対象にプロダクトをつくり、サポートサービスを提供してきました。退職後のセカンドキャリアでは、社会との接点を持った仕事で新たなスキルを獲得したいと思い、当行を転職先に選びました。外から見ると銀行は堅いというイメージがありますが、入行して中から見ると変わろうとしている意欲を強く感じます。当行がITやコンサルティングなど、金融とは別のアプローチでお客さまの本業を支援していくことに、大きな意義を感じています。
山田さんは弁護士として活躍されていた方なので、キャリア採用が求める高度な専門職として、とてもわかりやすい例になっています。法務的なリスクを管理するだけでなく、私たちの挑戦を支えるという役割を期待しています。
私は法律事務所で民事から刑事まで、幅広い案件に携わってきましたが、新たな業務にもチャレンジしてみたいと考え、転職に至りました。栃木県内で常勤の弁護士がいる企業は数えるほどですし、内部に弁護士がいない地方銀行もあります。その中で、県内で企業内弁護士として働く機会を得られたことを、本当にうれしく思っています。早川人事部長に期待されている役割を果たすのは、これからの仕事になりますが、マイナスをゼロにするためではなく、ゼロを1にする仕事を法務の立場からサポートしていきたいと考えています。
現状
専門分野の外へ視野を広げる
本格的なキャリア採用がスタートしてから、まだ3年しか経っていませんが、お二人のような高い専門性を持った人材が入行することで、組織が少しずつ変わり始めている手応えを感じています。キャリア採用者には、入行から3カ月ほど経過したころにアンケートをお願いしていますが、皆さんからの声により行内の当たり前を見直して、業務の効率化やプロセス改善に繋がることも増えてきました。お二人はいま取り組んでいる業務の中で、どんなことを感じていますか。
私はITやDXに関連する業務を担当していますが、金融とITの間の隔たりを感じます。私自身も、基礎的な銀行業務や、地域企業の事業や働き方の特徴を理解していないと議論できないので、まだまだ勉強中です。当行が本当の意味で変革を実現するためには、キャリア採用された人材が自分の専門分野だけで完結するのではなく、自分の専門外の分野にも関心を持ち、視野を広げることが必要だと思います。
入行して感じたのは銀行という世界の独自性です。業界特有の細かいルールや慣例が多く、最初は戸惑うこともありましたが、研修や周囲のサポートのおかげで業務や専門用語への理解を深めることができました。基礎的な質問に対しても面倒がらずに丁寧に教えてもらえて、チームの一員として受け入れていこうという温かい雰囲気を感じます。現在の主な担当業務は、様々な部署から依頼される契約書のリーガルチェックです。銀行業務に法務の視点をどう生かせるかはまだ模索中ですが、リーガルチェックの依頼が増えてきたのは良い傾向だと思います。専門家の知見は、どんどん業務に活用すべきです。今後は、行員一人ひとりに法務的な視点を持ってもらうための活動も進めていきたいと考えています。
未来
課題解決のプラットフォーマーへ
私たちはDE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン) をキャリア採用の軸に置いていますが、今後はより幅広い分野の多様なキャリアを持つ人材に入行して欲しいと考えています。お客さまの経営課題も脱炭素、温暖化対策など多方面に広がり、金融サービスの枠を越えた支援が必要です。さらに、サイバーセキュリティや災害などBCPにおけるリスクマネジメントの分野でも、専門的な知見が求められます。これから当行が目指すのは、金融機関としての役割を果たしながら、地域のお客さまの課題を解決するお客さま一人ひとりのメインパートナーになることです。キャリア採用によって異業種の知見やスキルを持つ人たち、専門分野における実績や経験をもつ専門人材が入行し、当行の文化の中で化学反応を起こして、新しい価値を創出していく。それこそが、私たちが理想とする当行の新しい姿です。それを実現するためには何が必要だと思いますか。
私が担当するIT関連について言えば、業務の効率化やDXといった個別の課題を解決するだけでなく、事業基盤を担うシステムの上流から下流までを当行が提供して、抜本的な本業支援を可能にしたいと考えています。事業として成長させるためには組織的な推進能力を整備する必要があり、もちろん私一人の力では実現できないので、外部から人材を集めなければなりません。旧来の同僚に声をかけたり、スカウトを利用したり、人事部にも協力していただいて、IT系人材の強化を図っています。スピードと人材の質を上げていくためには、東京や県外の専門企業とプロジェクトを組むことや、リモートワークを活用して、知見を獲得し共有する仕組みを整えることも必要です。
同じ専門分野の仲間を増やす必要性は私も感じています。法務においては、チームで議論することがとても大切です。異なる視点を持つ人が集まって意見を交わすことで、より良い手法や新しい発想が生まれます。法務に限ったことではありませんが、高い専門性を持った人たちが協働できる横のつながりを、もっと増やしていければいいと考えています。当行は時短勤務をはじめ働きやすい環境が整っており、リモートワーク等も活用すれば、通勤や移住がネックになって転職を迷っている方々の選択肢が広がると思います。これからは契約書のリーガルチェックだけでなく、新しい事業やサービスの立ち上げから関わって「守りの法務」から「攻めの法務」へ転じていきたい。そのためにも、同じ専門性を持つ仲間がほしいですね。
3年間で培ったノウハウを生かして、今後の事業戦略を見据えながら専門人材を核としたキャリア採用を積極的に進める予定です。当行の企業風土を変革し、専門性や経験を強みに地方銀行の新たな可能性に挑戦したい方々をお待ちしています。お二人とも今日はありがとうございました。