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定期預金の金利は何パーセント?口座の選び方や申込方法などを解説

定期預金の金利は何パーセント?口座の選び方や申込方法などを解説

普通預金より高い金利が得られる点で人気の定期預金ですが、実際にはどのくらい増えるのでしょうか。本記事では、定期預金の金利の相場から、賢い銀行口座の選び方、実際の申込方法を詳しく解説します。これから貯金を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

2026年1月7日 ためる・ふやす・そなえる

Supervisor監修者

古賀清香

2級FP技能士
古賀清香

広告代理店勤務を経て、フリーライターとして6年以上活動。自身の投資経験をきっかけにFP資格を取得。投資・金融・不動産・ビジネス関連の記事を多数執筆。現在はフリーランスの働き方・生き方に関する情報も発信中。

定期預金の金利は何パーセント?

貯金箱とお金

定期預金の金利が何パーセントになるかは、銀行、預入期間、市場金利の状況など、様々な要素によって決まります。

銀行は、日本銀行の政策金利や国債の利回りなどを参考に、自社の資金調達コストと収益のバランスを見て金利水準を設定しています。一般的に、期間が長くなるほど金利も高くなる傾向がありますが、各銀行のキャンペーンや商品条件によって、必ずしも長期の定期預金が高金利とは限らないケースもあります。

また、同じ期間の定期預金でも、窓口限定商品やインターネット専用商品など、申込方法によって金利が異なる場合がある点にも注意が必要です。さらに、個人向けか法人向けか、預入金額はいくらからか、といった条件も金利に影響します。

このように、定期預金の金利は一律に定まっているわけではなく、さまざまな要素の組み合わせで決定されると理解しておくと良いでしょう。

定期預金を上手に選ぶためのポイント

定期預金の選び方

定期預金を選ぶときは、どこの銀行の金利が一番高いかだけで決めてしまうと、後から使い勝手の悪さや中途解約時のデメリットに悩まされることもあります。まずは、預ける目的と期間、手元の生活資金とのバランスを整理し、そのうえで金利や商品条件を比較することが大切です。

ここでは、定期預金を賢く選ぶためにチェックしておきたいポイントを詳しく解説します。

預ける目的と期間を決める

定期預金を検討する前に、まずは「何のための資金か」「いつ頃使う予定か」を明確にしておきましょう。

例えば、半年後の家電購入資金や1年後の旅行資金など、使いみちが具体的な資金であれば、6ヵ月ものや1年ものといった短期の定期預金を選ぶのがおすすめです。必要な時期に合わせることで、無理なく資金を取り崩せます。

一方で、5年後や10年後の教育資金、将来の住宅購入資金、老後資金など、すぐに使う予定のない長期の資金については、長めの期間を選び、比較的高めの金利でじっくり増やすことを検討すると良いでしょう。

金利の見方

定期預金の金利を見る際は、表示されている名目金利と実際に手元に入る受取額を分けて考えることが大切です。

表示金利から利息に対して原則20.315%の税金(所得税・住民税および復興特別所得税)が差引かれるため、例えば名目金利が0.3%の場合でも、税引後の手取利息はこれより少なくなります。

最近では、銀行のサイトやアプリ上に、税引後の利息や満期時受取額を自動計算してくれるシミュレーション機能が用意されていることも多いです。また、同じ金利でも、複利(元本に利子を組み入れた合計に利子が付く計算方法)で運用される商品か単利(元本にのみ利息が付く計算方法)かによって、長期では満期時の受取額に差が出る場合があります。名目金利だけに惑わされず、税引後、複利の有無、預入期間なども含めて実質的にどのくらい増えるのかを比較しましょう。

預金保険制度

定期預金を安全に預けるうえで、預金保険制度の確認は非常に大切です。預金保険制度とは、銀行などの金融機関が万が一破綻した場合でも、預金者の資金を一定額まで保護する仕組みのことです。

一般的な円建ての定期預金は、預金保険制度の対象となることが多く、同じ金融機関ごとに元本1,000万円までとその利息が保護されます。そのため、もし1,000万円を超える大きな金額を一つの銀行にまとめて預入れる場合、保護上限を超過した部分についてはリスクが残る可能性があるのです。

このリスクを回避するために、複数の銀行に資金を分散して預けるという方法もおすすめです。特に、高額を預入れるスーパー定期300などを利用する際は、保護制度の上限に達しないかを事前に確認しておきましょう。

なお、外貨預金や投資信託などは預金保険の対象外となる商品もあります。このため、契約する定期預金が預金保険の対象か、取扱い金融機関が預金保険機構に加盟しているかを事前に必ず確認しましょう。公式サイトや商品説明書に記載されていることが多いので、申込前にチェックしておくと安心です。

中途解約時の条件

定期預金は、本来満期まで預けることを前提とした商品ですが、途中で解約せざるを得ないこともあります。その際に注意したいのが、中途解約時に適用される金利です。

多くの定期預金では、満期まで預けたときに比べて、中途解約すると適用される金利が大きく低下し、場合によっては通常の普通預金並み、あるいはそれ以下になることもあります。中途解約をすると、ほとんど利息がつかない、もしくは想定より大幅に少ない利息しか受取れないこともあるため、途中で使う可能性がある資金かどうかをよく考えて期間を選ぶことが大切です。

また、満期時に自動的に同じ条件で継続される自動継続型か、満期日に元利金が普通預金に振り替えられる自動解約型かといった点もチェックしましょう。

ネット銀行・アプリバンキングの利便性

近年は、店舗を持たない、あるいは店舗数を絞ったネット銀行が増えており、定期預金でも比較的高めの金利を提示しているケースが多く見られます。これは、人件費や店舗維持費を抑えられる分を、金利として顧客に還元していることが理由です。

ただし、金利の高さだけではなく、スマホアプリの使いやすさやATMの利用しやすさも選ぶ際に確認すべきポイントです。例えば、よく利用するコンビニATMでの入出金手数料が無料か、他行あて振込みの無料回数はどの程度かといった条件は、日常の使い勝手に直結します。

また、アプリから定期預金の申込み、解約、満期管理ができるか、残高や満期日が一目でわかるかなど、操作性も合わせて確認しておくと良いでしょう。

定期預金の申込方法

定期預金の申し込みをする女性

定期預金の申込みは、基本的に「金融機関と商品を選ぶ → 普通預金口座を用意する → 定期預金に振替える」という流れで進みます。

申込みには、店舗の窓口で相談しながら進める方法や、ネット銀行やアプリから手続きをする方法もあります。いずれの場合も、まずは預ける目的や期間、金額を決め、生活費や急な出費に備えた資金は普通預金として残しておくのが安心です。

ここでは、定期預金の一般的な申込手順について解説します。

金融機関と期間・金額を決める

定期預金を始める最初のステップは、どの金融機関で、どのくらいの期間、いくら預けるかを決めることです。金融機関によって金利やサービス内容、アプリの使いやすさなどが異なるため、定期預金だけでなく日常使いも含めて総合的に判断すると失敗しにくくなります。

預入期間は、半年後の大きな買い物、1年後の旅行、数年後の教育費など、具体的な目的をベースに考えると良いでしょう。途中で使う可能性がある資金は短め、当面使わない資金は長めと期間を分けておくことで、中途解約を避けやすくなります。

金額については、生活費や緊急時の予備資金を普通預金に残したうえで、当面使わない余裕資金を定期預金に回すことが大切です。最初の段階でしっかり計画を立てておくことが、無理なく運用を続けるための鍵となります。

普通預金口座を開設する

定期預金を利用するには、同じ金融機関の普通預金口座から始めましょう。これは、定期預金への預け入れや、満期時の元利金の受け取りが、普通預金を経由しておこなわれるためです。

まだ口座を持っていない場合は、まず普通預金口座の開設手続きを行いましょう。店舗型銀行では、本人確認書類や印鑑、マイナンバーのわかる書類が必要となります。

ネット銀行では、スマホでの本人確認などを利用し、オンラインだけで口座開設が完結することもあります。口座開設時には、キャッシュカードの暗証番号やインターネットバンキングのログイン情報を設定しますので、忘れないように控えておきましょう。

申込手続きをおこなう

定期預金の申込手続きは、店頭窓口、ATM、インターネットバンキング、スマホアプリなど、金融機関によってさまざまな方法が用意されています。窓口で申込む場合は、申込書に必要事項を記入し、預け入れ期間、金額、満期後の扱いなどを担当者に確認しながら指定できるため、初めての方でも安心です。

一方、ネット銀行やアプリでの申込みでは、定期預金メニューから振替金額や期間、満期後の扱いを画面上で選択します。確認画面で間違いがなければ実行ボタンを押し、ワンタイムパスワードなどの認証を経て手続き完了となります。

預金が完了したら明細を確認する

定期預金の申込みが完了したら、いくら、何年、何パーセントの金利で預入れられたかを、必ず明細や契約内容で確認しましょう。

店頭であれば、定期預金証書や取引明細票が発行され、商品名や預入日・満期日などが記載されています。インターネットバンキングやアプリの場合は、照会画面や取引履歴から同様の内容を確認できます。

預入れ期間や満期後の扱いは、後々の資金計画に影響する重要なポイントです。万が一内容に誤りがあれば、早めに金融機関へ問い合わせて対応してもらいましょう。

満期日や満期後の扱いをメモしておく

定期預金は、一度預けると基本的には満期日まで動かせません。そのため、いつ満期を迎えるのか、満期後の設定はどうなっているのかを、自分でもしっかり把握しておくことが大切です。

満期日を忘れていると、意図せず低金利のまま自動継続されたり、逆に普通預金に戻った資金を遊ばせてしまったりする可能性があります。

おすすめは、スマホのカレンダーやタスク管理アプリに「定期預金満期、要確認」といった形で登録しておくことです。複数の定期預金を持っている場合は、銀行名・金額・満期日などを一覧にした簡単なリストを作成すると、全体を管理しやすくなります。

定期預金を賢く活用するためのチェックリスト

定期預金の金利

定期預金は、資金を長期間動かせないという制約があるものの、賢く活用すれば普通預金よりも高い利息を得られます。上手に定期預金を活用するために、以下の点をチェックしましょう。

定期預金を賢く活用するためのチェックリスト
  • 使用目的と必要時期が明確になっているか
  • 預金保険制度の対象か
  • 税引後の利息を把握しているか
  • 自動継続・満期解約どちらにするか決めているか
  • キャンペーン金利に条件がないか

高い金利だけに注目していると、後々お金の使い方に困ったり、思ったよりも金利を得られなかったりする可能性があります。

特に、キャンペーン金利やスーパー定期預金の場合、細かな条件が設定されている可能性が高いため、詳細をよく確認してから申込みましょう。

預入れる期間や金額だけでなく、解約後の運用方法、何を購入するかなど、具体的な使い方を決めておくことも、上手に定期預金を利用するうえで重要です。

まとめ

貯金箱

定期預金は、普通預金よりも高い金利を得られる一方、基本的に途中で解約はできないという制限があります。上手に運用するには、余裕資金を活用すること、具体的な使い方を考えておくこと、実際に得られる金利をシミュレーションしておくことなどが大切です。

本記事で解説した賢い定期預金の活用ポイントなどもチェックして、今後の貯金や資産形成に役立ててみてください。

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