Category カテゴリーから探す

  1. Home
  2. >
  3. かりる
  4. >
  5. リフォームローンと住宅ロ...
リフォームローンと住宅ローンの違いとは?金利や審査、選び方を比較

リフォームローンと住宅ローンの違いとは?金利や審査、選び方を比較

住宅リフォームの資金調達には主に「リフォームローン」と「住宅ローン」の2つの選択肢があります。無担保で審査が早く手続きが簡単なリフォームローンは、給湯器交換など急を要する少額な修繕に適しています。一方、低金利で最長35~50年の返済が組める住宅ローンは、中古住宅の購入に伴う改修や大規模な間取り変更に向いています。工事の規模や状況に合わせた最適なローンの選び方を本記事で詳しく紹介します。

2026年10月29日 | かりる

Supervisor監修者

張替 愛

2級FP技能士、AFP(日本FP協会認定)
張替 愛

夫の海外赴任で国内損害保険会社を退職したことを機に独立。教育費・老後資金・資産運用・海外赴任など、ひとつひとつの家庭の状況に合わせた家計相談を中心に、執筆、監修、マネー講師などの活動を行う。FPコンサルティング(株)所属。

リフォームローンとは?

リフォームローンとは、住宅の修繕や増改築など、リフォームにかかる費用を借りるためのローンです。キッチンや浴室などの設備交換だけでなく、増築や間取り変更、外壁や屋根の修繕、太陽光発電設備や高効率給湯器などの設置にも利用できます。

リフォームローンは、大きく分けると「無担保型」と「有担保型」の2種類があります。

無担保型リフォームローン

無担保型リフォームローンは、自宅や土地に抵当権を設定せずに借りるローンです。設備交換や部分的な改修など、比較的少額のリフォームに向いています。担保物件の審査や登記手続きがないため、審査が早く、手続きが簡単で諸費用も抑えやすい点が特徴です。

一方、有担保型に比べると、金利は高めで、借入限度額は低く、返済期間も短い傾向があります。

有担保型リフォームローン

有担保型リフォームローンは、自宅や土地を担保にしてお金を借りるローンです。「不動産担保ローン」といった名称で扱われることもあります。

全面改修や増築など、多額の費用がかかるリフォームに向いています。無担保型より金利が低く、多額の資金を長期間借りやすい点が特徴です。

一方、担保物件の審査や登記手続きが必要となるため、融資までに時間がかかりやすく、登録免許税や司法書士報酬などの登記費用も発生します。

また、金融機関によっては、有担保型リフォームローンを取り扱っていない場合もあります。

【比較表】リフォームローンと住宅ローンの違い

住宅ローンは基本的に住宅購入のためのローンですが、リフォームでも利用できることがあります。リフォームローンと住宅ローンの主な違いは次のとおりです。

無担保型リフォームローン

有担保型リフォームローン

住宅ローン

向いてるケース

設備交換や部分的なリフォームを行うとき

全面的改修や増築などを行うとき

・住宅購入時と同時にリフォームを行うとき

・住宅ローンの借り換えと同時にリフォームを行うとき

・大規模リフォームを行うとき

担保

原則不要

自宅や土地を担保にする

購入する住宅や土地を担保にする

借入限度額

比較的少額

(1,000万円など)

無担保型より高額

(上限1億円など)

高額

(上限3億円など)

返済期間

最長10~20年程度

最長30年程度

最長35~50年程度

金利水準

 3つの中では高め

無担保型より低め

3つの中では低め

審査スピード

比較的早い

時間がかかりやすい

時間がかかりやすい

諸費用

比較的少ない

登記費用などがかかる

融資手数料や登記費用などがかかる

※実際の条件は金融機関や商品によって異なります。

なお、リフォームローンと住宅ローンのいずれを利用する場合も、一定の増改築等に該当し、返済期間10年以上などの要件を全て満たせば、住宅ローン控除(減税)を受けられます。

無担保型リフォームローンを活用するメリットと注意点

早さと手軽さに強みがあるのは、無担保型リフォームローンです。ただし、返済期間が短いため、毎月の返済額が大きくなることがあります。無担保型リフォームローンのメリットと注意点を把握しておきましょう。

無担保型リフォームローンを活用するメリット

リフォームローンは、少額から利用でき、カードローンやフリーローンよりも低い金利で借りやすい点がメリットです。

無担保型であれば担保設定の手続きがありません。登記に必要な書類をそろえる必要がなく、契約までの流れも住宅ローンより簡単です。そのため、給湯器の故障や水漏れなど、予定していなかった急な修繕にも対応しやすいでしょう。

リフォームローンは住宅ローンの返済中でも借りられるため、住宅ローンを完済していない時期でも利用できます。

無担保型リフォームローンを活用する際の注意点

大規模なリフォームを行う場合は、無担保型リフォームローンよりも住宅ローンを利用したほうがよいことがあります。なぜなら、無担保型リフォームローンは住宅ローンに比べて、金利が高く、借入限度額が低く、設定できる返済期間が短い傾向があるからです。

希望額を借りられない場合や、返済期間が短いことで毎月の返済負担が大きくなりすぎる場合は、住宅ローンや有担保型リフォームローンを選択肢に入れて検討してみましょう。

※足利銀行の無担保型リフォームローンの概要はこちらをご確認ください。

住宅ローンを活用するメリットと注意点

住宅ローンは、多額の資金を長期間借りたいときに向いています。住宅の購入資金とリフォーム費用をまとめて借りられる「リフォーム一体型住宅ローン」などもあります。

リフォームだけでは利用できないこともあるため、利用条件をよく確認しながら検討することが大切です。

住宅ローンを活用するメリット

住宅ローンのメリットは、高額な借入れでも毎月の返済負担を抑えやすい点です。返済期間を最長35年や50年などの長期に設定できるうえ、リフォームローンより金利が低い傾向があります。

また、団体信用生命保険(団信)への加入が求められるのが一般的です。リフォームローンでは、団信は付けられないことがあります。万一のときにローン返済の負担を残したくない人は、団信付きのローンが向いているでしょう。

住宅ローンを活用する際の注意点

住宅ローンは、住宅や土地を担保に入れるのが一般的です。そのため審査では、年収や勤務状況、信用情報だけでなく、物件の担保価値も詳しく調査されます。

審査や契約、登記に時間がかかるため、急な設備の故障を急いで直したいときなどには向かない場合があります。

また、住宅ローンでは融資手数料や保証料、登記費用などが発生します。こうした諸費用を考慮すると、金利にさほど差がなければ、住宅ローンのほうが総負担は大きくなることもあります。

現在返済中の住宅ローンがある場合は、新たな住宅ローンや有担保型リフォームローンを利用できないこともあります。その場合は、無担保型リフォームローンが利用できないか確認してみてください。

【ケース別・状況別】おすすめのローンの選び方

「リフォーム」と一言でいっても、その内容はさまざまです。自分の場合はどのローンを選べばよいか迷う人も多いでしょう。ここでは、ケース別に向いているローンの種類を紹介します。

水回りなどの部分リフォーム・早く借りたい人は「無担保型リフォームローン」

工事費が比較的少額で済む場合には、無担保型リフォームローンが向いています。例えば、トイレや浴室、キッチンの交換や、外壁塗装などです。

無担保型リフォームローンは、担保設定がなく、住宅ローンより手続きが簡単で、審査も早い傾向があります。そのため、早く工事を実施したいときにも利用しやすいでしょう。

カードローンなどに比べると金利が低く、返済期間を長く設定しやすいため、毎月の返済額を抑えられる可能性があります。一度シミュレーションで確認してみるとよいでしょう。



詳細なシミュレーションを行いたい場合は、以下のページをご活用ください。

▶足利銀行のリフォームローンシミュレーション

フルリノベーション・大規模改修を検討中の人は「住宅ローン」

間取りを全面的に変更するフルリノベーションや増築など、多額の資金が必要なときは、住宅ローンが有力な選択肢となります。リフォームローンより金利が低く、返済期間も長く設定できるため、毎月の返済負担を抑えやすいでしょう。

住宅ローンシミュレーションに借入希望額を入力し、毎月の返済額や総返済額を確認しながら検討しましょう。




詳細なシミュレーションを行いたい場合は、以下のページをご活用ください。

▶足利銀行の住宅ローンシミュレーション

50代・60代のバリアフリー改修は「無担保型リフォームローン」

退職を控えた50代・60代が段差の解消や浴室の改修、手すりの設置など、比較的小規模な改修を行う場合は、無担保型リフォームローンが有力な選択肢です。住宅ローンは、完済時年齢の上限を80歳未満とする商品が多くあります。

しかし、上限に合わせて退職後も長く返済を続ける計画を立てると、老後の家計を圧迫するおそれがあります。

借入額が200万~300万円程度で、5~15年ほどで返済するのであれば、登記費用がかからない無担保型のほうが、諸費用を含めた総負担を抑えられることがあります。

外壁塗装や太陽光パネル、カーポートの設置も「リフォームローン」の対象

リフォームローンは、室内工事だけに使うものではありません。外壁塗装や屋根の修繕、門扉や塀の工事なども対象になります。カーポート(車庫)やガレージの設置に使える商品もあります。エコキュートや太陽光発電設備、蓄電池などの省エネ工事も対象です。

リフォーム費用が数十万円から100万円程度の場合は、カードローンを考える人もいるでしょう。しかし、無担保型リフォームローンは、担保が不要で手続きを進めやすく、カードローンより金利が低い傾向があるため、有力な選択肢となります。

リフォームローンの借入先

リフォームローンの主な借入先は、大きく分けて3つあります。金利だけでなく、申込条件や手続方法も比べて選びましょう。

住宅金融支援機構などの公的機関

住宅金融支援機構などの公的機関では、一定の条件を満たす人を対象に、金利や手数料の面で有利になることがあるローンを提供しています。

例えば、断熱性を高める工事や省エネ設備を導入する工事などを行う場合は、「グリーンリフォームローン」が選択肢となります。グリーンリフォームローンは全期間固定金利で、融資手数料や保証料がかからず、原則として担保も必要ありません。

また、勤務先を通じて財形貯蓄を1年以上続けているなどの条件を満たす場合は、リフォーム資金にも「財形住宅融資」が利用できる可能性があります。抵当権の設定が必要となるので登記費用などが発生しますが、原則として融資手数料や保証料はかかりません。

公的機関の融資は細かな利用条件が定められているため、誰でも利用できるわけではありません。工事内容や財形貯蓄の状況などが条件に合う場合に、他と比較して検討するとよいでしょう。

銀行・信用金庫などの民間金融機関

銀行や信用金庫は、多様なプランが用意されており、多くの人が利用しやすい一般的な借入先といえます。無担保型や有担保型、変動金利や固定金利、団信の有無など、金融機関ごとにさまざまな商品があるため、希望に合った商品を見つけやすいでしょう。

給与振込先に指定している銀行や、住宅ローンを現在返済している銀行では、金利の優遇を受けられることもあるので、チェックしてみましょう。

融資手数料や保証料、登記費用がかかる商品もあるため、金利だけでなく、諸費用を含めた総負担額で比較することが大切です。

信販会社などが提供する提携リフォームローン

提携リフォームローンとは、リフォーム会社を通じて信販会社などに申込むローンです。審査に通ると、信販会社が工事代金をリフォーム会社へ支払い、契約者は信販会社へ毎月返済する形となります。

工事の契約とローンの手続きをまとめて進められるため、自分で金融機関を探したり、店舗に出向いたりする手間を減らせる点がメリットです。

一方、銀行のリフォームローンよりも金利が高い傾向があります。紹介されたローンをそのまま選ぶのではなく、一度他のローンと総返済額を比較しましょう。

リフォームローンなら足利銀行の「あしぎんリフォームローン」がおすすめ!

足利銀行のリフォームローンは、原則として無担保で利用できるローンです。WEB完結型では、申込みから契約、融資まで来店せずに手続きを進められます。

また、店頭契約の場合は、最長20年、最大1,000万円までの融資に対応しています。借入額が大きい場合や、返済期間を長く設定したい場合にも検討しやすいでしょう。

地域に根差した銀行であり、店舗やローンセンターで専門スタッフに対面相談できる点も魅力です。借入条件や返済計画について直接相談しながら手続きを進められるため、地域密着型の銀行ならではの安心感も期待できます。

住宅ローンとリフォームローンの違いに関するよくある質問

ここからは、よくある質問に回答します。

住宅ローンとリフォームローンはどちらの審査が通りやすいですか?

一概にどちらが通りやすいとはいえません。

両者は、審査内容が異なります。無担保型リフォームローンでは、年収や勤務状況、信用情報、他のローンの返済状況などが審査されます。住宅ローンでは、申込者の返済能力に加え、住宅や土地の担保価値も確認されます。

中古住宅の購入とリフォーム費用を一つのローンで借りられますか?

金融機関によっては、中古住宅の購入とリフォームを同時に行う場合、購入資金とリフォーム費用を一つの住宅ローンでまとめて借りられます。

ただし、売買と工事のスケジュール調整や、見積書・工事請負契約書などの提出が必要になることがあります。物件を購入する前に、金融機関とリフォーム会社へ確認しましょう。

住宅ローンとリフォームローンの違いを理解して自分に合ったものを選ぼう!

リフォームを行うときに使うローン選びでは、工事の規模と借入額を整理したうえで比較検討することが大切です。

水回りの交換など、比較的少額の工事であれば、手続きが簡単で、審査も比較的早い無担保型リフォームローンが向いています。一方、中古住宅の購入と同時に全面改修をする場合などは、低金利で長期間借りられる住宅ローンが候補になります。

ローン選びに迷った際は、一人で悩まずに、銀行などに相談しましょう。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。