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【コンロ周りの掃除】簡単に綺麗になる方法をご紹介!油汚れを落とすコツをチェック

【コンロ周りの掃除】簡単に綺麗になる方法をご紹介!油汚れを落とすコツをチェック

コンロ周りはしつこい汚れが多いことから、掃除方法に悩む人も多いでしょう。実は簡単なコツを押さえれば、頑固な汚れもラクに落とせます。本記事では、簡単にできるコンロ周りの掃除方法・コツを紹介します。掃除するときの注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

2025年7月28日 くらす

コンロ周りの汚れを掃除しないとどうなる?

汚れたコンロ

キッチンのなかでもコンロ周りは、毎日の料理で飛び散った油や汁物の吹きこぼれなどの汚れが付着しやすい場所です。食品汚れや吹きこぼれの汁には水分が多いため、掃除せずに放置していると菌の栄養分となり、カビが繁殖してしまう場合があります。

コンロ周りのカビが調理中の食材などに付着すると、食中毒などの健康リスクにつながる可能性があります。また、ガスコンロの場合はバーナー部分が露出しているため、周りに油汚れが付着していると火災の危険性もゼロではありません。

健康被害や火災のリスクを下げるためにも、普段からコンロ周りを掃除しておくことが大切です。

コンロ周りのしつこい油汚れを落とす3つのコツ

コンロを拭く女性

キッチンやコンロ周りの汚れは落としにくいというイメージを持たれがちですが、実はコツを理解しておけば簡単にお手入れできます。ここからは、コンロ周りのしつこい油汚れを落とすコツを解説します。

①汚れの種類と性質を理解しておく

コンロ周りを掃除する前に、キッチン全体に発生する汚れの種類とそれぞれの性質を理解しておくのがコツです。汚れの種類によっては、特定の洗剤や掃除の仕方との相性が悪く、上手く汚れが落とせないこともあります。

例えば、揚げ物の油ハネによってガスコンロ周りに発生する油汚れの性質は、酸性です。そのため、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤を使った掃除の仕方が適しています。

また、キッチンのシンク周りを中心に発生する水垢汚れはアルカリ性の性質です。そのため、酸性の性質を持つクエン酸を使った掃除の仕方との相性がよい傾向にあります。このように、汚れの性質を理解して掃除の仕方を考えれば、しつこい汚れも楽に落とせるようになるでしょう。

②掃除場所に合わせて洗剤・道具を使い分ける

掃除したい箇所に合わせて洗剤や道具を使い分けるのもコツです。

コンロ周りには、バーナーやグリルなど、スポンジや一般的な洗剤だけでは掃除が難しい箇所もあります。細かい場所はスポンジだけでなく、使い古したハブラシや竹串なども準備しておくことで、簡単に隅々まで掃除できます。

こびりついて一般的な洗剤では落としきれない汚れが付いている箇所は、クリームクレンザーやレンジ用洗剤などを併用してみましょう。

③固まった油汚れは温めてから掃除する

キッチンやコンロ周りに付着して固まった油汚れを簡単に落とすコツは、あらかじめ温めてから掃除することです。40度以上のお湯で汚れを温めておくことで油が溶け出すため、こびりついた油汚れが落としやすくなります。

ガスコンロの五徳やグリルの網などの取り外し可能な部品であれば、40度以上のお湯を溜めた容器に部品全体を浸け置きしておくのもおすすめです。実践の際には手をやけどしないように注意してください。

【部分別】コンロ周りの汚れが簡単に綺麗になる掃除方法・手順

コンロを掃除する人

コンロ周りはさまざまな部品で構成されているため、全体を隅々までお手入れしようとすると掃除の仕方に悩む人も多いでしょう。ここからは、コンロ周りの汚れを綺麗に落とす掃除方法を部分別に紹介します。準備するものや手順も解説しますので、ぜひ実践してみてください。

五徳の掃除方法

ガスコンロの五徳の周りに付着した汚れを落とす際には、重曹水を使うことで汚れが落としやすくなります。浸け置きの時間は1時間程度が一般的ですが、しつこい汚れがあるときは浸け置き時間を長めに設定しておくのがおすすめです。

焦げ付き汚れがひどい場合は、重曹水をコンロで煮沸してから擦り落とすことで、より簡単に掃除できます。

準備するもの
  • 重曹
  • お湯
  • 五徳が入るサイズの洗面器・桶
  • スポンジ・歯ブラシ
  • キッチンペーパー
ガスコンロの五徳の掃除方法・手順
  1. 洗面器に、お湯100mLに対して重曹小さじ1杯の割合で必要な量の重曹水を作る。
  2. 五徳を洗面器に入れて、1時間ほど浸け置きする。
  3. 汚れが浮いてきたら、スポンジでこすり落とす。
  4. 五徳の凹凸部分の汚れは歯ブラシで擦る。
  5. 最後にしっかり水洗いし、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら完成。

魚焼きグリルの掃除方法

魚焼きグリルは本体と焼き網、受け皿などのパーツに分けてから掃除することで隅々まで綺麗にお手入れできます。掃除には中性洗剤(台所用洗剤)を使いますが、時間が経つほど落としにくくなるため、グリルで調理したらできるだけ早めに掃除しておくことが大切です。

準備するもの
  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 布巾・キッチンペーパー
魚焼きグリルの掃除方法・手順
  1. グリルの庫内から、受け皿と焼き網を取り外す。
  2. 中性洗剤を少量含ませた布巾で、グリルの前面パネルを拭き掃除する。
  3. 水で薄めた中性洗剤を付けたキッチンペーパーで庫内を湿らせ、しばらく放置したら布巾で水拭き・乾拭きをする。
  4. 受け皿・焼き網は、中性洗剤とスポンジでこすり洗いし、清潔な布巾で水気を取る。
  5. 「お手入れ機能」があるグリルであれば使用し、庫内のニオイ対策をしたら完了。

トッププレートの掃除方法

コンロ周りでも特に汚れが目立ちやすいトッププレートは、汚れ具合に合わせた拭き掃除が大切です。プレートの素材によって使える洗剤が変わってくるので、実践の際にはあらかじめ取り扱い説明書でコンロの掃除に使える洗剤の種類を確認しておきましょう。

準備するもの
  • スポンジ
  • 布巾
  • クリームクレンザー
  • 中性洗剤(フッ素コート素材のコンロの場合)
トッププレートの掃除方法・手順
  1. スポンジにクリームクレンザー(または中性洗剤と水)を含ませ、トッププレートの汚れた部分を拭き取る。
  2. 水を含ませた布巾でクレンザーや洗剤を拭き取る。
  3. 最後にカビの発生を防ぐために、乾いた布巾で水気を取ったら完了。

バーナーの掃除方法

ガスコンロ周りのなかでもバーナーは、頑固な焦げ付き汚れと細かい凹凸が多いため、歯ブラシや竹串などを使ってしっかり掃除しましょう。バーナー周りが濡れたままだと上手く点火できなくなるため、掃除後はしっかり乾燥させてください。

準備するもの
  • 中性洗剤
  • 歯ブラシ・竹串
  • 布巾
バーナー周りの掃除方法・手順
  1. やわらかい布巾で、バーナー本体とバーナーリングの表面に付着した汚れを拭き取る。
  2. バーナーリングの凹凸部分の汚れは、歯ブラシでこすり落とす。
  3. 布巾に中性洗剤を含ませ、バーナーキャップの汚れを拭き取り、乾いた布巾で水気を取る。
  4. バーナーキャップが目詰まりしている場合は、歯ブラシ・竹串で取り除く。
  5. 各部品をしっかり乾燥させ、正しくセッティングしたら完了。

排気カバーの掃除方法

コンロ周りにある排気カバーは、油汚れ以外にもホコリや野菜くずなどが入り込んでいることが多いため、洗剤や重曹でしっかり落としましょう。排気カバーの中身はスポンジが届きにくいため、布巾を巻き付けた割りばしなどを使うと簡単に掃除できます。

準備するもの
  • 中性洗剤
  • 重曹
  • スポンジ
  • 布巾
排気カバーの掃除方法・手順
  1. 排気カバーを取り外し、中性洗剤を含ませたスポンジで丸洗いする。
  2. 汚れが落ちない場合は、重曹を加えたお湯に浸け置きしてから洗う。
  3. 排気カバーの下に野菜くず・ゴミが落ちていれば取り除く。
  4. 重曹を加えたお湯を布巾に含ませ、排気カバーの下を拭き掃除する。
  5. 最後に乾いた布巾で水気を取ったら完了。

IHコンロの掃除方法

IHコンロはガスコンロに比べてパーツが少ない分、拭き掃除だけで簡単にコンロ周りの汚れを落とせます。しかし、天板の素材によってはクレンザーや洗剤を使うと傷が付いてしまう場合があるため、事前に取扱説明書で確認してから実践してください。

準備するもの
  • 中性洗剤
  • クリームクレンザー
  • アルミホイル
  • 布巾
IHコンロの掃除方法・手順
  1. 中性洗剤を含ませた布巾で、天板全体を拭き掃除する。
  2. 鍋を置く場所を中心に、クリームクレンザーを塗布する。
  3. 丸めたアルミホイルで汚れをこすり落とす。
  4. 汚れが浮いてきたら、水を含ませた布巾で水拭きする。
  5. 最後に乾いた布で乾拭きをしたら完了。

レンジフードの掃除方法

レンジフードはコンロ周りの掃除において見落としやすい場所であるため、本体だけではなくフィルターもしっかり掃除してください。なお、レンジフードの周りの壁にも調理中の油はね汚れが付着しているため、レンジフード本体と同じように重曹水で拭き掃除しておきましょう。

準備するもの
  • 重曹
  • 中性洗剤
  • スポンジ
  • 布巾
レンジフード周りの掃除方法・手順
  • レンジフード本体からフィルターを取り外す。
  • 40度以下のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、フィルターを浸す。
  • しばらく置いてからスポンジで軽くこすり洗いし、よく水洗いしたら乾燥させておく。
  • ぬるま湯で湿らせたスポンジに重曹を振りかけ、レンジフード本体と周りの壁をこすり洗いする。
  • 水で濡らして固く絞った布巾で、レンジフード本体と周りの壁を拭き上げる。
  • 最後に、乾いた布巾で仕上げ磨きをしたら完了。

コンロ周りの汚れを掃除するときの注意点

コンロに洗剤を吹きかける人

コンロ周りを綺麗にキープするためにはこまめな掃除が大切ですが、実際にお手入れする際には注意すべきこともあります。注意点を知っておかないと、ケガをしたりコンロ周りが傷ついたりする可能性があります。ここからは、コンロ周りの汚れを掃除するときの注意点を解説します。

コンロ周りが熱くないか確認してから掃除を始める

コンロ周りを掃除する前には、天板や五徳などが熱くなっていないか確認しておいてください。特に料理した直後はコンロ周りが高温になっていることが多く、掃除中に手を火傷してしまう危険性があります。そのため、コンロ周りが冷めていることを確認してから掃除を始めてください。

ガスコンロの元栓は掃除前に必ず閉めておく

ガスコンロの周りを掃除する前には、必ず元栓を閉めておいてください。元栓が開いたままだと、拭き掃除中などに誤って点火してしまい、火災や火傷につながる危険性があります。必ず元栓が閉まっていることをチェックしてから掃除を始めましょう。

掃除中は手袋を必ず着用する

コンロ周りの掃除では、必ず手袋を着用して行ってください。掃除では洗剤やクレンザーなどの薬品を使うことが多いため、素手で掃除していると肌トラブルの原因になることがあります。

また、掃除中に五徳などのパーツで手をケガしたり火傷したりする可能性もあるので、安全のために必ず着用しましょう。

掃除の際は力を入れてこすらない

コンロ周りの掃除では、力を入れてこすらないようにしてください。コンロのなかには天板に汚れの付着を防ぐコーティングがされているものもあります。コーティングされたコンロを強くこすって掃除すると、表面の加工が取れてしまい、汚れが付着しやすくなるため注意しましょう。

まとめ

コンロの五徳を綺麗にする女性

頑固な油汚れが付着しやすいコンロ周りのお手入れは、場所や汚れ具合に合わせて柔軟に掃除の仕方を変えることが大切です。本記事で紹介した掃除のコツや注意点も踏まえて、キッチン環境を清潔に保ちましょう。

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