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20代のボーナス平均額は?注意点や使い道の例をあわせて紹介

20代のボーナス平均額は?注意点や使い道の例をあわせて紹介

「周りの人はボーナスをどのくらいもらっているのだろう」と疑問に思うことはありませんか?同期や友人のリアルなボーナスの額は、なかなか直接聞きづらいものです。 この記事では、20代のボーナス平均額や手取りの目安、そしてボーナスの使い道を徹底解説します。

2026年8月6日

Supervisor監修者

内田優帆

ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員一種・二種
内田優帆

(株式会社FPコンサルティング提携)Enphony代表、ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員一種・二種保有。国内大手証券会社を経て2022年に独立系FP事務所Enphonyを設立。個人のライフプランに寄り添った資産運用や家計管理のアドバイスに加え、セミナーや執筆活動などの活動を行っている。 さらにFP業界ではまだ珍しい暗号資産やNFTについても詳しく、自身のサービスで暗号資産決済の導入を2023年から開始。幅広い視点からのアドバイスが可能である。

20代のボーナス平均支給額

厚生労働省のデータによると、20代のボーナス平均支給額は60.2万円です。これに対して全世代のボーナス平均支給額は101万円となっています。20代はまだ働き始めたばかりのため、全体平均と比較してボーナス支給額は6割ほどの水準となっています。

また、平均値は一部のボーナス高額層によって引き上げられやすいため、実際の肌感覚に近い中央値は平均より低くなる傾向があることも押さえておきましょう。

では、具体的な属性ごとに、20代のボーナス平均額を詳しく見ていきましょう。  

≪年齢別の20代のボーナス平均支給額≫

20代を前半と後半に分けると、以下のように金額に大きな開きがあることが分かります。

20代前半(20歳~24歳):41.2万円

20代後半(25歳~29歳):72.7万円

※ 令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出

春に入社したばかりの新卒社員は、まだボーナスの算定期間に在籍していないため、最初の夏は満額支給されず、数万円から十万円程度の「寸志」という形で支給されるケースも少なくありません。

しかし、その後は勤続年数とともに基本給も上がり、社内での成果や評価がボーナスに反映され、平均額は徐々に増えていきます。

≪男女別の20代のボーナス平均支給額≫

20代の男女別の平均支給額は以下のとおりです。

男性:66.1万円

女性:53.3万円

※令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出及び平均額を計算

男女差の背景には、選択する職種や業界の分布といった構造的な要因が影響していると考えられます。しかし、近年は従来の枠組みにとらわれず、個人のスキルや成果をダイレクトに反映する評価制度を導入する企業も増えています。 

≪学歴別の20代のボーナス平均支給額≫

次に学歴別の20代の平均支給額を見ていきましょう。

中学卒:34.8万円

高校卒:57.5万円

専門学校卒:47.4万円

高専・短大卒:66万円

大学卒:69.5万円

大学院卒:97.7万円

※令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出および平均額を計算

全体的な傾向として、高度な専門知識を有する学歴ほど、基本給が高く設定される傾向があるため、それに連動してボーナスの支給額も高くなる傾向が見られます。

特に大学院卒は、専門性が求められる職種や研究職に就くケースも多く、他と比較して突出した金額となっています。ただし、これはあくまで全体の平均であり、必ずしも学歴のみでボーナスが決まるわけではありません。

≪企業規模別の20代のボーナス平均支給額≫

企業規模によっても平均支給額の差があります。

大企業(1,000人以上):74.6万円

中堅企業(100人~999人):56.7万円

中小企業(10人~99人):43万円

※令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出および平均額を計算

大企業は明確な賞与規定が就業規則で整備されているケースが多く、短期的な業績の波や個人の成績に左右されすぎず、若手のうちから安定して支給されやすいという特徴があります。

一方で、日本にある企業の9割以上を占めている中堅企業や中小企業は、企業の数自体が圧倒的に多いため、その実態は一概に平均値だけで語ることはできません。
例えば、業績が非常に好調な企業や急成長中のベンチャー企業の中には、20代でも大企業の平均を大きく上回るボーナスを支給する会社もあります。
その反面、設立間もない会社や業績が一時的に落ち込んでいる会社では支給額が抑えめになるなど、企業間でのバラつきが大きいのが中堅・中小企業の特徴といえます。

≪業界・業種別の20代のボーナス平均支給額≫

鉱業,採石業,砂利採取業:106.7万円

建設業:70.7万円

製造業:67.1万円

電気・ガス・熱供給・水道業:83.8万円

情報通信業:69.5万円

運輸業,郵便業:61.1万円

卸売業,小売業:64.4万円

金融業,保険業:83.1万円

不動産業,物品賃貸業:79.1万円

学術研究,専門・技術サービス業:75.1万円

宿泊業,飲食サービス業:26.1万円

生活関連サービス業,娯楽業:26.3万円

教育,学習支援業:62万円

医療,福祉:52.7万円

複合サービス事業:72.8万円

サービス業(他に分類されないもの):33.5万円

※令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出および平均額を計算

インフラや金融など1人あたりの生産性が高い業界は高水準な一方で、宿泊・飲食やサービス業などの労働集約型の業界は、構造的に賞与原資を確保しにくい傾向があります。

≪エリア別の20代のボーナス平均支給額≫

北海道:53.7万円

東北地方(宮城県):57.5万円

関東地方(東京都):66.9万円

関東地方(栃木県):65.2万円

東海地方(愛知県):71.2万円

関西地方(大阪府):54.3万円

中国地方(広島県):58.8万円

四国地方(香川県):58.2万円

九州地方(福岡県):57万円

※令和7年賃金構造基本統計調査よりデータ抽出および平均額を計算

都市部は基本給が高く設定されやすいため賞与も連動して上がりますが、家賃などの生活コストも高くなります。

エリア別の支給額を見る際は、単に額面の高さだけでなく、それぞれの地域の物価水準や生活費の違いも考慮し、実質的な生活の豊かさとあわせて比較することが大切です。

【要注意】ボーナスの「額面」と「手取り」の違い

毎月の給与と同じように、ボーナスからも社会保険料や税金が差し引かれる仕組みになっています。会社から提示されるボーナスの額面が、そのまま全額口座に振り込まれるわけではないので注意が必要です。

≪20代のボーナスから天引きされる具体的な項目 ≫
(1)健康保険料
(2)厚生年金保険料
(3)雇用保険料
(4)子ども・子育て支援金(令和8年4月より開始)
(5)所得税

≪実際に手元に入る手取り額は額面の「約8割」が目安 ≫
実際に手元に入る手取り額は額面の約8割程度になります。残りの約2割は、先ほど挙げた社会保険料や税金として天引きされます。

例えばボーナスが額面40万円だった場合、手取りは約32万円(40万円×80%)ほどになります。

より詳しく賞与の手取りの仕組みについて知りたい方は、こちらの関連記事もあわせて参考にしてください。

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20代のボーナスの使い道

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代(単身世帯)が年間手取り収入から貯蓄や運用へ回す割合は、平均して「年19%」となっています。

しかし、内訳を詳しく見ると、手取りの3割以上を回す人が全体の約24%(年30〜35%が8.8%、年35%以上が15.1%)も存在しており、20代でもかなり堅実に資産形成を進めている層が一定数いることがわかります。

ボーナスは、まさにこうした年間の貯蓄や資産形成を一気に進める大きなチャンスです。

ボーナスを無計画に使い切るのではなく、「将来への備え(貯蓄やNISAによる資産運用)」と「今を充実させる支出(自己投資、趣味、親への恩返しなど)」へバランスよく配分することが大切です。

ここからはおすすめのボーナスの使い道6選をご紹介します。

≪貯蓄にまわす≫

突然の出費や結婚、引っ越しなどの将来のライフイベントに備え、ボーナスの一部を「貯蓄」として確保しましょう。毎月の給与だけではまとまった貯金が難しい20代にとって、ボーナスは貯蓄する最大のチャンスです。

毎月のやりくりで精いっぱいになりがちな20代にとって、ボーナスは貯蓄の最大のチャンスです。
確実に貯める仕組みを作りたい方には『積立サービス』の活用がおすすめです。

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≪自己投資の費用にする≫

語学学習、資格取得の費用、書籍の購入のほか、美容や健康維持への投資など、将来の収入増やモチベーションアップにつながる自己投資も考えてみましょう。
時代の流れが早く転職も当たり前になった今、現在のスキルや知識が定年まで通用するとは限りません。だからこそ、ただお金を貯めるだけでなく、自分に投資をして価値を高めることも重要です。

≪NISAなどの少額からの資産運用にまわす≫

ボーナスの一部を NISAなどの少額からの資産運用にまわすこともおすすめです。
インフレ下では物の値段が上がり、相対的に現金の価値が下がります。そのため、資産の一部を運用してインフレに備えることも大切です。

特に20代の若いうちから始めれば、運用期間を長くとることができるため、運用益がさらに利益を生む「複利効果」を最大限に活かすことができます。

ただし、資産運用にはリスクも伴うため、生活に支障のない余剰資金で行うのが鉄則です。まずはしっかり貯蓄をして家計のベースを整え、そのうえで少しずつ運用に回していくことをおすすめします。

長期的な資産形成には、運用益が非課税になる「NISA(少額投資非課税制度)」などを上手に活用しましょう。

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≪親への恩返しをする≫

初めてのボーナスや20代のボーナスを使った「親への恩返し」も、とても素敵な使い道の一つです。

一緒に食事に行く、旅行をプレゼントする、あるいは実用的な家電を贈るなど、具体的な形で親孝行をしてみてはいかがでしょうか。今まで育ててくれたことへの感謝の気持ちを伝えることで、今後も親と良好な関係を築くことができます。

≪旅行や趣味などの費用に充てる≫

ボーナスの全額を将来のための貯金や投資に回すのではなく、日々の仕事の疲れを癒やすリフレッシュ費用として使うことも検討してみましょう。

国内・海外旅行に出かけたり、趣味や、芸術鑑賞など少し贅沢な体験に充てたりすることは、次の仕事への大きな活力やモチベーションの維持につながります。
特に海外旅行やまとまった時間が必要な贅沢な体験は、将来子どもができたり、仕事で責任のある立場になったりすると、実現が難しくなることもあります。

体力や時間に余裕がある20代のうちに、ボーナスを活かして有意義な経験をしておくことも、人生を豊かにする大切な使い方です。

≪車の購入費用や車検代に使う≫

地方在住の方など、通勤や生活に車が必須な人ならではのボーナスの使い方もあります。
車は購入するときだけでなく、その後の維持費にもお金がかかります。

そのため、ボーナスを車の購入の頭金やローンの返済に充てるのはもちろん、数年に一度の車検代や、タイヤ交換などの高額なメンテナンス費用として、あらかじめボーナスから取り分けておくのも計画的な方法です。

車検の時期になってから慌てないためにも、「ボーナスが出たら一定額を車関係の費用として別口座に移す」といった先取り貯金をしておくことで、安心してカーライフを送ることができます。

ボーナスだけでは購入資金が足りない場合や、手元の現金を残しておきたい場合は、マイカーローンの活用もおすすめです。

足利銀行のマイカーローンについて
詳細はこちら

ボーナスを受け取る口座は足利銀行がおすすめ!

ボーナスを有意義に活用するなら、受け取る銀行口座も「お得さ」や「利便性」を重視して選びたいところです。そこでおすすめなのが、ATMや振込の手数料優遇が手厚い足利銀行です。

足利銀行では、ご自身のライフスタイルに合わせて2つの方法から手数料の優遇特典を受けることができます。

≪インターネット専用の「パスカル支店」 ≫
店舗に足を運ぶ必要がなく、スマートフォンやパソコンから手軽に取引ができるインターネット専用の支店です。パスカル支店で口座を開設すると、無条件で以下の特典が受けられます。
 ・インターネットバンキングのご利用手数料が無料
 ・足利銀行・常陽銀行のATM時間外手数料が何回でも無料
 ・対象のコンビニATM※のご利用が月間2回まで無料(当月20日~翌月19日)
   ※セブン銀行ATM(お引出し・時間外のお預入れ)、イーネットATM(お引出し・時間外のお預入れ)、ローソン銀行ATM(お引出し・時間外のお預入れ)の合計回数となります。

▶パスカル支店について詳細はこちら

≪通常店舗なら「あしぎんサンクスプラン」≫
インターネット専用口座ではなく、近くの店舗で口座開設をする場合には、お取引状況に応じて手数料が優遇される「あしぎんサンクスプラン」という仕組みも用意されています。

給与の受取指定など一定の条件を満たすことで、パスカル支店と同様に以下の優遇を受けることが可能です。
 ・足利銀行・常陽銀行ATMの時間外手数料が何回でも無料
 ・対象のコンビニATMのご利用が月間2回まで無料

▶あしぎんサンクスプランについて詳細はこちら

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よくある質問

Q.20代のボーナスは給与の何ヵ月分ですか?

A.厚生労働省が公表している毎月勤労統計調査(令和7年賞与特別集計)のデータによると、一人平均の支給月数は夏のボーナスが1.02ヵ月分、冬のボーナスが1.08ヵ月分(※所定内給与に対する割合)となっています。20代においても年間で約2ヵ月分がひとつの目安となるでしょう。

Q.ボーナス40万円は多いですか?

A.20代前半(20歳〜24歳)の平均額が41.2万円ですので、20代前半で額面40万円であれば「平均的な水準」といえます。一方で、20代後半になると平均は72.7万円に上昇するため、年齢やこれまでの勤続年数によって、多いか少ないかの捉え方は変わってきます。

Q. 20代で「ボーナスなし」の会社は珍しいですか?

A.決して珍しいことではありません。特に設立間もないベンチャー企業や、基本給を高めに設定している年俸制の企業、あるいは業績が景気の波に左右されやすい業界などでは「賞与なし」という形態をとっている会社もあります。

まずはボーナスの平均額を把握して、自分にあった使い道を考えよう!

今回の記事では、20代のボーナス平均額や、手取りの目安、おすすめの使い道について解説しました。

ボーナスは、日々の仕事を頑張った自分への大きなご褒美です。まずは同世代の平均的な水準や支給額の目安を把握し、額面と手取りの違いも正しく理解しておきましょう。

そのうえで、「貯蓄(未来への備え)」「自己投資・資産運用(将来への種まき)」「趣味・娯楽(今を楽しむ)」のバランスを意識することが大切です。全額を我慢して貯金に回す必要もなければ、無計画に使い切ってしまうのもおすすめしません。

ご自身のライフスタイルや価値観にあった、後悔のないボーナスの使い方を計画してみましょう。

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