栃木でおすすめのクラフトビール特集!人気のブルワリーや販売イベントを紹介
地域ごとの個性が出やすい「クラフトビール」は、自分用だけでなく、観光時のお土産としても高い人気があります。そんなクラフトビールの宝庫ともいえる地域の一つが栃木です。本記事では、栃木でおすすめのクラフトビール・ブルワリーを紹介します。
栃木県のクラフトビールの魅力
クラフトビールは、ブルワリーの職人が自由な発想で造り上げるお酒であり、使われている素材や風味、アルコール度数まで実にさまざまな種類が販売されています。
日本各地に人気のご当地クラフトビールがありますが、栃木県のクラフトビールにはどのような魅力があるのでしょうか。
豊かな自然が育む個性豊かなクラフトビール
栃木県と聞くと、苺や乳製品などをイメージする人は多いでしょう。実は、豊かな自然に囲まれている栃木県は、国内有数のクラフトビール醸造エリアでもあります。特にビールの主原料である大麦は、日本国内でもトップクラスの収穫量を誇ります。
なかでも、2024年の二条大麦の収穫量は3万1,300トンで、全国1位です。「サチホゴールデン」をはじめとした人気品種の育成はもちろん「とちのいぶき」などの栃木県オリジナルの品種も手掛けています。
豊かな自然のなかで育った二条大麦と、清らかな水を生かして造られる栃木県のクラフトビールは、素材本来の香りや旨味を楽しめるのが魅力です。その豊かな味わいは、多くのビール愛好家から親しまれています。
ブルワリーごとに異なる味わいを楽しめる
一般的なビールとは異なり、クラフトビールは各地の醸造所のこだわりやコンセプトを強く反映しているのが何よりの魅力です。特に栃木県はオリジナルのビール麦を手掛けているとともに、エリアによって異なる特産品を有しているので、地域色の強い個性派ビールも少なくありません。
そのため、栃木観光では各地のブルワリーを巡り、それぞれの施設が誇るクラフトビールの風味を比べてみるのも醍醐味の一つといえるでしょう。
【県央エリア】おすすめのクラフトブルワリー
栃木の県央エリアは経済・文化の中心地であることから、観光地としても人気のブルワリーが数多く集結しています。ここからは、栃木県内のうち県央エリアでおすすめのクラフトブルワリーを紹介します。
ろまんちっく村クラフトブルワリー
「ろまんちっく村クラフトブルワリー」は、栃木県宇都宮市の道の駅にあるブルワリーです。1996年の開業以来、宇都宮市産の麦芽を使用したクラフトビールの製造・販売をしています。
定番ブランドの「麦太郎」は、宇都宮産のニューサチホゴールデン麦芽を100%使用しています。すっきりとした飲み口でありながら、麦の旨味を感じられるのが特徴です。1月中旬~6月末ごろにはブルワリーの見学も可能なため、地元のビールを楽しみながら醸造の様子を学べます。
うしとらブルワリー
「うしとらブルワリー」は、東京のビアバーが栃木県下野市にてオープンさせたブルワリーです。アメリカンスタイルを中心とした、自由なアイデアで造られたクラフトビールを提供しています。
なかでも人気の「大人の缶ビール」は、麦芽の風味を控えめにしつつ、センテニアルやシトラなどのアロマホップを採用しているのが特徴です。渋さやえぐみは抑えられているため食事にも合わせやすく、爽やかでフルーティーな味わいを堪能できます。
Nikko Brewing
「Nikko Brewing」は、戦場ヶ原で長年お店を構える老舗土産屋が2018年に立ち上げたブルワリーです。醸造所には店舗が併設されており、出来立てのクラフトビールをその場で堪能できます。
本場ドイツの醸造技術と日光の澄んだ水で仕込まれたビールは、豊かな香りとスッキリとしたキレのある後味が特徴。定番の「Premium Lager」をはじめ、本格的な味わいを楽しめます。
【県北エリア】おすすめのクラフトブルワリー
険しい山々に囲まれた県北エリアは、観光・リゾート地としても人気の地域であるため、ビールと一緒に地元グルメを楽しめるブルワリーも少なくありません。ここからは、栃木県のうち県北エリアでおすすめのクラフトブルワリーを紹介します。
那須高原ビール
「那須高原ビール」は、1996年に那須高原エリアでオープンしたブルワリーです。自然100%の生ビールをはじめ、黒ビールや褐色ビールといったさまざまな種類のクラフトビールを販売しています。
なかでも定番の「愛」は、那須深山の雪解け水で醸造されており、のど越しの爽やかさとコク・苦味・香りのバランスのよさが特徴です。工場にはレストランが併設されており、ブルワリーで造られたビールと一緒に多彩なグルメも楽しめます。
NASU de SUNA
「NASU de SUNA」は、栃木県那須塩原市にある那須ガーデンアウトレット内にあるブルワリーです。代表ブランドの「なすですな」シリーズは、世界5大コンクールの一つである「インターナショナル・ビアカップ」にて銀賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
工場内にはショップが併設されており、ブルワリーで造られた出来立ての生ビールも堪能できます。
BREW COLONY
「BREW COLONY」は、栃木県那須烏山市にあるブルワリーです。多彩な地域の原料を使用し、国内の他メーカーとコラボレーションしながら、個性豊かなクラフトビールを造り出しています。
なかでも銚子ビールとのコラボ商品である「Waggle Dace」は、那須烏山市産のはちみつを使用しており、優しい甘さと爽やかな風味が特徴です。ほかにもエチオピア産コーヒー豆のゲイシャを使った「Baraka」など、ユニークな味わいのビールを販売しています。
【県南エリア】おすすめのクラフトブルワリー
栃木県南エリアは豊かな地下水に恵まれており、清らかな水資源を活かして造られる個性豊かなクラフトビールの宝庫でもあります。ここからは、県南エリアでも特におすすめのクラフトブルワリーを紹介します。
808ブルワリー
「808ブルワリー」は、青果や米穀の卸売りをしている企業が運営するブルワリーです。県南エリアで初の醸造所としても知られており、小山市産の農産物を使った多彩なクラフトビールを手掛けています。
定番商品は「808 IPA」「808 ESB」「オヤマエール」の3種類のクラフトビールです。それぞれ大麦やハトムギ、ふゆみずたんぼ米といったように異なる原材料が使われているので、素材による風味の違いを楽しめるでしょう。
油伝麦酒
「油伝麦酒」は、1781年創業の老舗味噌屋が運営するブルワリーです。元々は味噌や田楽で知られていましたが、2023年からは「蔵の街ラガー」や「カエモンエール」といったオリジナルのクラフトビールの製造・販売も行っています。
どちらも原料には栃木市産の大麦をベースとしており、隠し味として味噌が使われているのが特徴です。缶タイプでも販売されており、苦味が少なくすっきりとした後味であるため、暑い日の喉をうるおすのにぴったりです。
ISHII BREWING
「ISHII BREWING」は、栃木県足利市にあるブルワリーです。オーナーはかつてグアム初のクラフトビール「ミナゴフ」を手掛けた人物で、アメリカやイギリスなどの技術を取り入れた本格的なビールを製造・販売しています。
作られるエールはフルーティーな香りを持ちつつも、後味が爽やかで食事にも合わせやすいのが特徴です。代表作の「ミナゴフ」はアメリカ産ホップを効かせたすっきりとした味わい、定番の「ORIHIME」はモルトとホップの豊かなコクと苦味を楽しめます。
栃木県でクラフトビールが買えるスポット
栃木のクラフトビールは、地域ならではのお土産としても人気のアイテムであり、県内のさまざまな場所で手軽に購入できます。ここからは、栃木県でクラフトビールが買えるスポットを紹介します。
道の駅やブルワリー直売所
栃木観光とあわせて地元のクラフトビールを堪能するなら、道の駅やブルワリーの直売所に立ち寄るのがおすすめです。
各地に点在する道の駅には特産品が豊富に揃っており、ドライブや観光の休憩がてら地元のクラフトビールを手軽に購入できます。
一方、醸造所が直接運営する直売所では、フレッシュなビールを買えるだけでなく、作り手との会話や醸造所見学を楽しめる場合があるのも大きな魅力です。
お土産店や酒販店
宇都宮駅や日光駅といった主要駅の構内にはお土産店があり、観光や移動の合間に気軽に立ち寄れます。人気のクラフトビールはもちろん、一緒に楽しめる地元のグルメやスイーツをまとめて買い揃えられるのが魅力です。
一方、地元の酒販店は醸造所から直接商品を仕入れている店舗が多く、地域限定や季節限定の銘柄に出会えることも。その土地ならではのこだわりが詰まったクラフトビールを探したい方にぴったりです。
栃木県で開催されるクラフトビールイベント
多彩な醸造所やブルワリーがある栃木県では、毎年各地域にて地元のクラフトビールが気軽に楽しめるイベントも開催されています。ここからは、栃木県で開催される人気のクラフトビールイベントを紹介します。
お土産としてその場で買えることも多いので、地元のビールを満喫したい人はぜひチェックしてみてください。
栃木クラフトビアフェスタ
「栃木クラフトビアフェスタ」は、毎年4月にライトキューブ宇都宮の交流広場で不定期に開催されているクラフトビールのお祭りです。宇都宮市をはじめ県内各地のブルワリーが集結し、多彩で個性豊かなクラフトビールを飲み比べできます。
イベントでは、応募アイデアの中から選ばれた「飲みたいビール」を、栃木のブルワリーが本気で商品化する「クラフトビアチャレンジ」も開催されています。
とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ
「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ」は、栃木県宇都宮市のオリオンスクエアにて毎年7月ごろに開催されているイベントです。ビールやワインを中心とした多彩な醸造所が集結しています。
イベントにて初めてお披露目される新酒や、限定のお酒などが販売されることもあります。宇都宮餃子をはじめとした地元グルメも味わえるので、栃木観光をしているような気分で楽しめるでしょう。
足利クラフトビールフェスティバル
栃木県足利市にて、毎年6月ごろに開催されているイベントが「足利クラフトビールフェスティバル」です。入場無料で、栃木県南部を中心とした人気のブルワリーとキッチンカーが出店しています。
栃木が誇る国宝・鑁阿寺(ばんなじ)の境内でのんびり過ごしながら、各地域の樽生クラフトビールや地元グルメを堪能できます。JR足利駅から徒歩約10分でアクセスできるので、栃木観光の一環として立ち寄るのもおすすめです。
おやまクラフトビールフェス
「おやまクラフトビールフェス」は、栃木・茨城の有志公務員を中心とした官民連携進行プロジェクト「KNOTSY」が主催する、2026年に初開催されたクラフトビールの飲み比べイベントです。
小山市内に限らず、宇都宮市や日光市といった栃木県内人気ブルワリーも集結し、自分好みの一杯を見つけられます。クラフトビールと相性のよいフードも販売されているので、各地域のビールと地元グルメをまとめて楽しめるでしょう。
栃木県のクラフトビールを楽しむポイント
栃木県では多彩なクラフトビールが販売されているため、どうやって堪能しようか迷ってしまう人も多いでしょう。ここからは、栃木県のクラフトビールを楽しむポイントを紹介します。
飲み比べセットで好みの味を見つける
気軽にクラフトビールを楽しむなら「飲み比べセット」で自分好みの味を探してみましょう。同じブルワリーで醸造されているビールでも、ブランドによって使われている原材料や製法などが異なります。
飲み比べセットであれば、そのブルワリーが誇るクラフトビールを一度にまとめて味わえるので、風味の違いをじっくり堪能できるでしょう。
公共交通機関を利用して楽しむ
より地域の特色を感じられるクラフトビールを楽しみたいなら、公共交通機関を利用し、各ブルワリーや道の駅などを巡ってみるのもおすすめです。栃木の風土や歴史に触れつつ、各エリアのクラフトビールを味わえるので、お酒を通して栃木観光を楽しめるでしょう。
なかには通販では扱っていない地元限定の商品が購入できることもあるため、隠れた銘酒に出会えるかもしれません。
まとめ
栃木は国内トップクラスの二条大麦の生産地であり、各エリアのブルワリーでは個性豊かなビールが次々に誕生しています。本記事で紹介したブルワリーや商品以外にも、さまざまなブランドが販売されているので、ぜひ現地を訪れて、栃木が誇るクラフトビールを堪能してみてください。
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