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【初心者向け】ガーデニングのやり方!育てやすいおすすめの花やコツを知っておこう

【初心者向け】ガーデニングのやり方!育てやすいおすすめの花やコツを知っておこう

美しい草花に囲まれた暮らしができる「ガーデニング」は一見難しそうですが、実はコツさえ掴めば初心者でも簡単に楽しめます。今回は、花を中心に初心者におすすめのガーデニングのやり方を解説します。初心者向けの季節の花も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

2024年9月24日 くらす

ガーデニングの魅力とは?

花に水をやる

老若男女を問わず楽しめるガーデニングの魅力は「型がなく自由度が高い」点です。テーマに沿った花を育てたり、好きな花を集めた自分だけの花園を作ったりなど、十人十色の楽しみ方があります。丹精込めて育てた花が咲き誇り、思い思いの庭園が完成したときの達成感はひとしおです。

また、暮らしを豊かにしてくれるのも、ガーデニングが持つ魅力といえます。華やかな色や香りの花々が部屋や庭を彩るだけでなく、果実の収穫を楽しめる植物もあるため、日々の暮らしに特別感を与えてくれるでしょう。

初心者がガーデニングを始める前に準備すべき道具

ガーデニングの道具

ガーデニング初心者の場合、そもそも何を用意すべきか悩む人も多いかもしれません。ここからは、初心者が準備すべきガーデニングの道具を紹介します。それぞれの道具の選び方のコツについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

お好みの花の苗

ガーデニングは「花の苗」がなくては始まりません。種でも問題ありませんが、発芽前後の環境づくりに時間と手間がかなりかかるため、初心者は苗から育てるのがよいでしょう。

初心者が花の苗を選ぶ際には、病害虫に強いものや剪定などのお手入れが簡単な品種がおすすめです。また、花付きのよいもの、開花時期が長いものを選ぶと、より長くガーデニングを楽しめます。茎が太くてぐらついていないもの、虫がついていないものが元気な苗の印です。

お好みの鉢植え・プランター

鉢植えやプランターは、育てる花の種類やガーデニングを行う場所に合わせた大きさのものを選びましょう。大きすぎるプランターだと設置に広いスペースが必要になり、小さすぎると苗の成長を阻害してしまう可能性があります。

また、鉢植えやプランターを選ぶ際には、側面や底面に排水穴が付いているかをチェックするのもポイントです。排水穴は水はけのよさを左右するため、付いていないと根腐れを起こしやすくなります。

ガーデニング用ハサミ・グローブ

植物のお手入れに必要な道具が、ガーデニング用ハサミとグローブです。ガーデニング用ハサミは主に新芽のカットや剪定などに必要なため、切れ味のよさや持ち手の握りやすさなどをチェックして選びましょう。

グローブは、ガーデニング中の思わぬケガや汚れから手を守るために必須の道具のため、軍手のような厚手のものを選びましょう。初心者は、手のひらに滑り止めゴムが付いているグローブもおすすめです。

ガーデニング用の土

花の苗を美しく育てるうえで、土(培養土)は重要な道具です。上級者であれば自分で土を作ることもできますが、初心者の場合は育てたい花の種類に対応している市販のガーデニング用培養土を購入することをおすすめします。

肥料

花の育成をサポートするために必要な道具が、肥料です。初心者の場合、可能であればガーデニング用の土と一緒に購入しておきましょう。固形や液体、粒タイプなどの種類がありますが、初心者であれば土に挿したり、水やりと同じように与えたりするだけで使える液体肥料がおすすめです。

シャベル・スコップ

買ってきた花の苗や土をプランターに移す際に必要なのが、シャベルやスコップです。庭などの広い場所に直接花を植える際は、足をかけて力を入れられるシャベルの方が作業しやすいでしょう。プランターでガーデニングを楽しむ場合は、小さくて片手で扱えるスコップをおすすめします。

ジョウロ・霧吹きボトル

ジョウロや霧吹きボトルは、日頃の水やりに必須の道具です。大きめのプランターやたくさんの花を育てたい場合には、たっぷり水をあげられるジョウロを用意しましょう。室内で観葉植物を育てる場合や薬剤を散布したいときには、霧吹きボトルがおすすめです。

初心者でも簡単!ガーデニングのやり方の手順とコツ

花を植える

難しそうに見えるガーデニングですが、基本的なやり方さえ知っておけば初心者でも簡単に始められます。ここからは、初心者向けのガーデニングのやり方とコツを、手順に沿って解説していきます。

①ガーデニングをする場所を決める

花を購入する前に、初心者はまずガーデニングをする場所を決めておきましょう。室内と屋外のどちらで育てるのかだけでも、育てやすい花の種類や育て方が少しずつ異なります。

一般的に植物は日当たりのよい場所を好むものが多いですが、なかには日陰で育つ品種もあるため、初心者はそれぞれの苗の説明書きをしっかり確認したうえで場所を決めるのがコツです。

初心者のガーデニングにぴったりな場所とは?

初心者でガーデニングの場所選びに迷ったら、「ベランダ」がおすすめです。ベランダであれば風通しや日当たりがよいため、室内では育ちにくい花も気軽に育てられるでしょう。また、初心者が観葉植物を育てるのであれば、ベランダだけでなく玄関やリビングなども適しています。

②花の苗をプランターに植え替える

ガーデニングの場所を決めたら、花の苗をプランターに植え替えましょう。苗をポットから抜いた際に、根が絡んで土が硬くなっていることもあります。その場合は、根を傷めないように周囲を軽くほぐしてからプランターに置くのがコツです。最後に、苗のまわりに土をかぶせましょう。

なお、植え替えに使う土の総量は、プランターの縁から2~3cm下の位置が目安です。プランターの縁ギリギリまで土を入れてしまうと、水やりの際に土がこぼれ出てしまうため注意してください。

③毎日たっぷり水を与える

植え替えが終わったら、ジョウロや霧吹きボトルでたっぷり水を与えましょう。水をあげるタイミングは、土の表面が乾いた頃がおすすめです。水の量は、プランターの底の排水穴から水があふれ出てくるほどを目安にするとよいでしょう。

なお、水をあげる位置は植物の上からではなく、根元の土にかけるのがやり方の基本です。葉っぱの上から水を与えると上手く水が行き渡らなくなるうえ、水の勢いによってしなびてしまうことがあるため、初心者は注意しましょう。

④花の状態に合わせて肥料・剪定を行う

花の状態に合わせて肥料を与えたり剪定を行ったりすることで、より美しい花を長く楽しめます。品種にもよりますが植え替え後の2~3週間で新芽がどんどん生えてくるため、適宜カットすることで花数を増やせます。

肥料については植え替えをしたときや、生長中につぼみや葉が小さくなるといった栄養不足のサインが出たときに与えてみましょう。なお、苗が弱って葉や花が茶色っぽくなってきたときには、肥料の使用を避けるのが一般的です。

【季節別】初心者にも育てやすいおすすめの植物一覧

花のある庭

見た目が美しい植物のなかには、ガーデニング初心者でも簡単に育てられる品種も数多くあります。ここからは、初心者にも育てやすいおすすめの植物について、季節別で紹介します。

暖かくてガーデニングがしやすい「春」

暖かい春は多彩な花が見頃を迎えることから、ガーデニング初心者にも適している時期です。春のガーデニングにぴったりの品種は比較的色が豊富で、開花時期が長い品種が多い傾向にあります。

ツツジ

ツツジ

ツツジは品種によって赤や白、ピンクなどの多彩な色の花を咲かせる春の代表的な花です。開花時期は4月~5月と、春の終わりまで楽しめます。日当たりのよい場所だけでなく、少々日陰の場所でもしっかり育つことから、ガーデニング初心者でも育てやすいでしょう。

芝桜

芝桜

芝桜はシバのように地面全体へ広がって咲く植物であり、名前のとおり桜に似た小さくてかわいい花を咲かせます。日当たりと水はけがよい場所であれば、プランターや直植えを問わずたくましく育つため、ガーデニング初心者にもおすすめです。

開花時期には紫や白、ピンクなどの多彩な色の花が咲き誇りますが、常緑植物のため見ごろが過ぎても庭を飾るグリーンとして楽しめます。

ペチュニア

ペチュニア

ペチュニアは、インパクトのある八重咲きから小さい花が集まるように咲く多花性のものなど、さまざまな個性を持つ品種が存在する人気の花です。演出したい雰囲気に合わせて花の種類を選ぶ楽しみがあります。

成長が早く、品種改良によって暑さや寒さにも強い品種も多いことから、ガーデニング初心者にも育てやすいでしょう。

耐暑性の高い花が多い「夏」

夏は、ガーデニング初心者でも育てやすい耐暑性の高い花が多く存在しています。鮮やかな色味の花を咲かせる植物が多いため、庭やベランダを華やかに演出できるでしょう。

ヒマワリ

ヒマワリ

夏の代表的な花といえるヒマワリは、7月~9月までとかなり長い期間で開花を楽しめます。鉢植えと花壇のどちらでも問題なく育つうえ生長スピードが早いため、初心者にも育てやすい花です。見た目のインパクトもあるため、庭やベランダを華やかに演出してくれるでしょう。

アサガオ

アサガオ

アサガオは小さめのプランターでもしっかり育つことから、ガーデニング初心者にも扱いやすい花です。つる性の植物のため、ネットや支柱などを活用すればグリーンカーテンのようにガーデニングを楽しめるでしょう。

7月中旬~10月上旬と、初心者におすすめできる夏の植物のなかでも比較的見ごろが長い期間であるため、美しい花を長く楽しめます。

マリーゴールド

マリーゴールド

マリーゴールドは、黄色やオレンジの華やかな色が特徴の花です。初夏から秋まで長く開花を楽しめるうえ、見ごろを迎えると特徴的な香りが広がります。少ない肥料でも十分育ち、虫を寄せ付けにくい効果があることから、初心者向けのガーデニングでは寄せ植えにもぴったりです。

落ち着いた色合いを楽しめる「秋」

街中では紅葉が見頃を迎える秋ですが、初心者のガーデニングにぴったりな花のなかにも秋らしい落ち着いた色合いを楽しめる品種が数多くあります。もみじやイチョウのように、色の変化を楽しめるものもあるため、ほかの季節とは違った楽しみがあります。

コスモス

コスモス

秋の代表的な花であるコスモスも、実はガーデニング初心者にぴったりな植物です。庭の土に地植えする場合は、雨に当たっていればほとんど水やりの手間がかかりません。

ピンクや白、黄色などの多彩な色の花が咲くうえ、一株の苗からたくさんの花を咲かせるため、庭を華やかに彩ってくれるでしょう。

センニチコウ

センニチコウ

センニチコウは、苞(ほう)と呼ばれる花のように見える部分がかわいらしい植物です。一つの株でたくさんの花が咲くうえ、ポンポンのように丸いフォルムが庭やベランダを明るく演出します。

また、必要な肥料の量も少ないため、初心者にも育てやすいでしょう。伸びすぎた枝や茎をカットすることで、さらに長く花を楽しめます。

コキア

コキア

コキアは、マリモのような丸い形が特徴の植物です。自然に色が変化していくのが特徴で、通常は淡い緑色ですが10月~11月には葉がきれいな赤色へ変化していきます。ガーデニング初心者でも苗から簡単に育てられるため、自宅にいながら秋の紅葉を楽しみたい人におすすめです。

丈夫で育てやすい植物が多い「冬」

厳しい寒さで植物が育ちにくいイメージを持たれがちな冬ですが、実は耐寒性があって初心者でも育てやすい品種も数多く存在しています。室内・屋外のどちらでも育てやすい品種を選ぶのがポイントです。

クリスマスローズ

クリスマスローズ

クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草で、開花時期は12月~4月と、厳しい冬を越せる力強い植物です。品種によって色や咲き方が多彩で、なかにはバラのようにインパクトのある花を咲かせるものもあります。

乾燥に強く、土が乾いていなければ水やりの必要がありません。日陰でもしっかり育つため、育てやすい初心者向けの花です。

ノースポール

ノースポール

ノースポールは、マーガレットに似た小さな白い花がかわいらしいキク科の植物です。寒さや乾燥に強く、開花時期も12月~5月と長期間であるため、ガーデニング初心者でもベランダや庭で手軽に育てられるでしょう。

ローズマリー

ローズマリー

ローズマリーは、青色や紫などの多彩な色の花を咲かせます。葉から漂う爽やかな香りが特徴で、料理のスパイスや入浴剤、アロマなどといったさまざまな用途に使われています。

病害虫や乾燥に強く、日当たりがよい場所であれば室内・屋外のどちらでも問題なく育てられることから、初心者におすすめです。

まとめ

花とジョウロ

ガーデニングは、場所や季節に合った品種を選ぶことで、初心者でも簡単に始められます。今回紹介した基本的なやり方や初心者におすすめの植物も参考にしながら、ぜひ自宅でガーデニングを楽しんでみてください。

ガーデニングで楽しめる花のなかには、各地域のシンボルになっている種類もあります。以下の関連記事では、栃木のシンボルになっている花について解説しています。今回紹介した花のなかにも栃木のシンボルになっているものがあるため、ぜひ予測しながらご覧ください。

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