法人渉外(2019年入行)
就職活動を始めた当初は地域や業種を絞らずに航空業界をはじめ、さまざまな会社を回っていた。次第に生まれ育った栃木県で働きたいと思うようになり、地域に根差している足利銀行を志望。自らが納得し、両親も安心できる就職先として入行を決意した。
最初に配属された栃木県内の営業店で預金・融資事務を経験した後、LA(ライフプラン・アドバイザー)として個人のお客さまに対する資産形成のお手伝いを担当しました。3年目に埼玉県の営業店に異動になったタイミングで、法人渉外にキャリアチェンジする機会を得ました。異動した営業店は都心に近いこともあり、規模の大きな会社が多い印象を受けました。お客さまの情報感度も高いため、しっかり勉強して準備しておかなければ営業の場で主導権を握れません。LA時代とは異なり、法人渉外でお会いするのは社長さまの方ばかりです。ただ、お客さまへの対応という点においては、会社の社長さまも一人の個人なので、本質的には変わらないと思っています。違いがあるとすれば、法人渉外のご提案は社長さま個人だけではなく、会社の経営や従業員、取引先まで、影響が広範囲に及ぶことです。時には社内の経理や財務担当、税理士など専門家の意見や見識も合わせて、総合的な判断をすることもあります。そこに響くような提案をするためにより深い知識を学び、必要なスキルを身に付けるために努力しています。
法人渉外を担当して半年ほど経った時に、コロナ禍により業績が悪化したお客さまに財務改善計画を作成したうえで、日本政策金融公庫と連携して融資を実行する提案をしました。まだ融資に関して知識不足であり不安もありましたが、上司と本部のサポートを受けながら面談を重ね、実行することができました。お客さまから「他の金融機関はこんな提案をしてくれなかった。新人さんなのに頼りになるね。頑張ってくれてありがとう」という感謝の言葉をいただいた時は、うれしさと達成感で胸がいっぱいになりました。その後、コロナ禍も収束して今は業績も改善しています。取り組んでいる最中は苦労の連続でしたが、地域のお客さまを支える仕事のやりがいを実感することができました。法人渉外を経験して、ますますお客さまと話をするのが楽しくなりました。これから結婚や出産、育児などのライフイベントがあっても仕事は続けていきたいと思っています。現在は、簿記2級と宅地建物取引士の資格取得を目指して勉強中で、専門的な知識を強みにお客さまに最適な提案ができる営業担当を目指しています。
Q. 主な一日のスケジュールは?
08:30 出勤 ミーティング
10:00 2件のお客さまを訪問
12:00 昼食
13:00 2件のお客さまを訪問
15:30 帰店して事務や融資稟議の作成
17:30 退勤
Q. 休日の過ごし方やリフレッシュ方法は?
平日は定時に退勤すると時間に余裕があるので、自己啓発や資格取得のための勉強時間に充てています。休日は仕事を忘れて友人とドライブや旅行を楽しんでリフレッシュしています。運転が好きなので、先日は横浜みなとみらいまで行ってきました。
Q. あしぎんは、どんな会社?
コミュニケーションが活発でチームワークがいい会社です。現在勤務している営業店は、同年代の職員も多くアットホームで温かい雰囲気です。先輩や上司だけでなく他部署との距離が近いのも当行の良いところだと思います。