外貨預金の運用のポイント

外貨預金の運用には「金利」によるお利息の他、円預金にはない「為替相場」による為替差益(または為替差損)「為替手数料」が大きく関係してきます。

「金利」「為替相場」「為替手数料」については 「外貨預金の基礎知識」を参照ください。

外貨預金の運用のポイントイメージ

「米ドル」を例に運用の流れをご説明いたします。

個人のお客さまで100万円を米ドル・年利率1%で1年間運用した場合

【1,000,000円をお預入れ¥1,000,000円】→【お預入れ時の相場が1米ドル=100円の場合、お預入れ外貨額が10,000米ドルとなります $10,000米ドル】→【(1年後)年利率1.0%、1年間お預入れいただき、満期時100.00米ドルの利息が付いた場合 税引前お受取額10,100.00米ドル-税金20.31米ドル(国税15.315%地方税5%)=税引後お受取額10,079.69米ドル】→【(円安)解約時TTBレートが1米ドル=110円の場合 元本10,000米ドル×110円=1,100,000円(為替差益1,100,000円-1,000,000円=100,000円)税引後のお利息79.69米ドル×110円=8,765円 税引後の元利合計¥1,108,765円(円ベースの実質利回り=10.87%)】【円高】解約時TTBレートが1米ドル=90円の場合 元本10,000米ドル×90円=900,000円(為替差益900,000円-1,000,000円=▲100,000円)税引後のお利息79.69米ドル×90円=7,172円 税引後の元利合計¥907,172円(円ベースの実質利回り=▲9.28%)
運用損益がプラスなら・・・
  • 外貨預金から円に交換し、利益を確定する。
  • さらなる円安進行の期待と、金利収入の増加を狙って外貨預金のまま運用。
    • 外貨預金で継続して運用の場合、予想に反して為替相場が円高に傾き為替差損による元本割れとなる恐れがあるためご注意ください。
運用損益がマイナスなら・・・
  • 外貨預金から円に交換し、損失を確定する。
  • 円安となるのを期待しつつ、金利収入の増加を狙って外貨預金のまま運用。

リスクと上手に付き合う方法

長期保有を検討する

中長期で預入れすることで、利息が積み上がり為替リスクの低減を図ることができます。

長期保有を検討するイメージ

通貨を分散する

値動きの傾向が異なる複数の通貨を組み合わせることで、変動幅を小さくする効果が期待できます。各国の経済環境は異なるため、外貨預金でも複数通貨に分散して預入れることでリスク低減を図ることができます。

通貨を分散するイメージ

時間を分散する

定期的に分散して一定額を投資すれば、円高のときには外貨を多く、円安のときには外貨を少なく購入できるので平均購入単価を下げる効果が期待できます。(このことを「ドル・コスト平均法」といいます)

時間を分散するイメージ
<外貨積立>外貨普通預金定額自動振替サービス

【外貨積立は毎月一定の円貨額を国内普通預金口座から外貨普通預金口座へ自動でお振替えいたします!】

余裕資金で運用する

外貨預金は為替変動のリスクがあります。払出時の為替相場によっては元本割れする可能性があるため、運用は当面使う予定のない余裕資金でお願いいたします。

足利銀行にはほかにも多くの資産運用商品があります。

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