インターネットを悪用した金融犯罪

インターネットを悪用して個人情報等を抜き取り、インターネットバンキング等に不正アクセスを行うなどの金融犯罪が増えています。

近年多く報告されている事例をご案内します。

フィッシング詐欺

銀行やクレジットカード会社等を装って、スマートフォンに電子メールやショートメッセージサービス(以下SMS)等を送信し、インターネットバンキングのパスワード等を盗み取る犯罪

当行のインターネットバンキングのログイン画面の正しいURLは以下のとおりです。

【正しいURL】

https://www.parasol.anser.ne.jp/ib/index.do?PT=BS&CCT0080=0129

(あしぎん個人向けインターネットバンキング「ダイレクトブランチ」)

https://www.bizsol.anser.ne.jp/0129c/rblgi01/I1RBLGI01-S01.do

(あしぎん法人向けインターネットバンキング)

【参考】フィッシング対策協議会
https://www.antiphishing.jp/news/alert/phishbank_20191226.html

サポート詐欺

突然、ウイルス感染を装った偽セキュリティ警告画面が表示され、案内された番号に連絡することで、サポート料を騙し取る詐欺

犯人側の誘導により、遠隔操作アプリをダウンロードしてしまい、遠隔操作で多額の送金がなされてしまう事例も発生しています。

画面イメージ

※独立行政法人情報処理推進機構 偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/fakealert.html)より引用

スパイウェア感染

インターネット経由でお客さまが知らないうちに、お客さまのパスワード情報等の個人情報を盗み取るソフトが勝手に導入されることで、パスワード等を不正に入手し、インターネットバンキング等が乗っ取られる犯罪

主に以下のような方法で情報を盗み取ります。

  • メールの添付ファイルや本文記載URLからの侵入
  • 閲覧したホームページなどからの侵入
  • 遠隔操作で仕込まれ、侵入
  • 第三者による故意的なスパイウェアのダウンロード
  • フリーソフト・オンラインソフトのインストール

偽ポップアップによる情報搾取

インターネットバンキングにログインした直後に、パスワード等の重要な情報の入力を求める不正な画面が表示され、入力されたパスワード情報等を搾取する詐欺

その他、SNSを通じた投資詐欺・ロマンス詐欺やチケット売買詐欺を通じ、個人情報を聞き出して、インターネットバンキングの不正ログインを行うケースも報告されています。

詳しくは「特殊詐欺」のページをご覧ください。

被害に遭わないために

  • ウイルス対策ソフトを常に最新の状態で使用し、定期的にウイルスチェックを行ってウイルスを駆除する。
  • 心当たりのないメールに添付されているファイルや、URLを安易に開いたり接続したりしない。
  • ウイルス感染画面が表示された場合、ブラウザを強制終了する。
  • 画面に表示された番号には電話をせず、パソコンメーカーなどのサポートダイヤルに電話する。
  • 作成元の不明確なフリーソフトのダウンロードやインストールは行わない。
  • インターネットカフェなど、不特定多数の人がアクセスするパソコンでUSBメモリ等の媒体使用を避ける。
  • 安易にインターネットバンキングのログイン情報等を入力しない。